SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“私のルーツ/山本 聖美”
先月大好きな祖母が生涯を終えました。
何日か経っていますが
名前を呼んでくれる声が耳に残っていて
まだ生きてくれているような不思議な日々を過ごしております。
祖母の家を片付けていると
こんな本が出てきました。
私の持っている着物は
浴衣をはじめ振り袖、小紋、付下げ 訪問着、、、
すべて和裁士をしていた祖母が縫ってくれました。
きれいな手縫いの着物を着ているのが密かな自慢でもありました。
小さなころから着物を縫っている祖母の背中をみていたので
自然に興味が生まれ、着物の仕事に携わったのち、
SOU・SOUで仕事をしているのだと改めて気づきました。
晩年はSOU・SOUを身につけていた祖母。
明るいきもちになるし、声もよー掛けられて、若返ったようで嬉しいわぁー♪
といっつもいってくれていました。
ゴムが緩るむまで履いてもまだ、自分でゴムを通して大事にしてくれていた足袋下も発見。
祖母みたいに晩年までシャキシャキと生きたい
と心から思っています。
おばあちゃん、ありがとう。