一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
990円
今は右を向いても左を向いてもユニクロの話が聞こえてきます。
日本のアパレルメーカーは皆、ユニクロにかなわないんでしょうね。
そう言えば、この前某ジーンズメーカーのHPでは990円のGパンを批判していました。
もっといいGパンをはいて、永く愛するべきだ!みたいなことを言ってたかな。
また別の媒体でも、990円のGパンを非難する記事を見ました。
でもね、もともとGパンなんてただの労働履きです。1900年代のリーバイスは労働者の為のワークウェアを作るメーカーだったのであって、いかに安く大量生産するかという(アメリカらしい)ことをやっていたわけです。
だから990円のGパンは、本当はリーバイスがやるべき仕事じゃないんですかね。
今ではポピュラーになった”ビンテージ”だの”アメリカ製”だのという価値や、?何万円もするジーパンを買う?という流行も、近年日本人が作ったものですしね。
僕はジーンズ990円より、100円ショップで売ってる時計の方が驚きだと思います。