SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“戒名 雲黒斎”
今日の日記は、前にもチラッとご紹介しかけましたがこの方を。
この動画は傾き者を自認される方、必見でしょう。
【注:清純な皆々様は、何卒ご遠慮下さいませ。きっと只の事故にしかなりません・笑】
不覚にも、
自分はお亡くなりになってから、
この動画を目にして初めて「落語家 立川談志」を知りました。
悔しい。
何というか
落語を聞いて「ロック」を感じたのは初めてです。
いや、それすら言葉足らず。
完全にアートフォーム。【※1】
とりあえず、この方について語れるほど知りませんので、
(急遽、立川談志ひとり会DVDを10巻買って、勉強中です。)
残した言葉でシメます。
ビシバシ来ます。
ドブネズミみたいに美しくなりたいのワンフレーズを作った
甲本ヒロトさんも憧れた家元は、「落語は業の肯定」と言いました。
自分は、そこにPOP【※2】を見ます。
庶民の伝統芸の「現在」を作った人。
新作が見たかったです。今更ですが。
注訳:
【※1】
美術は芸術に含まれるが、芸術に弾かれる美術はある訳です。
主に質による理由で。
もちろん芸術を騙る詐欺も。
これらは海千山千なので、見分け方が難しいのですが、
(コンセプチャル・アートの領域を含む現代美術は「定義付け」もアートなので)
大方はその詐欺師自身(や、現代美術否定派)が「芸術」と言う言語を
本質的に理解していない場合が多い様に思います。
【※2】
POP(≒大衆)が可愛いと定義したのは、単に商売上モノを売るのに都合が良いから、
だけだと思います。
そもそも、大衆は「可愛い」のか?
一体、誰の目線で?の問いをを放棄しすぎ。
(先回りして1人相撲取ってるだけかも知れませんが。)
あと、POP(大衆)は本物になりすました(偽)物を掴まされても、
割と平気だし、高次元の芸術が眼前にあったとしても「大衆=審美眼を持たざる者」とするのであれば、
それらの「成りすまし」の集合体こそ(日本における)POP STARだとも言えます。
ヤマザキ