SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“台湾的カフェ事情”
(前回に引き続き、台湾ネタでいきたいと思います。しばらく、続くかも…)
台北にはたくさんのカフェがあります。京都でいうイノダコーヒーのような老舗もあれば、若い人たちが今の感覚で作り上げたおしゃれなカフェもあり…。何軒か梯子してみて感じたのは、一過性の流行的なものではなく珈琲文化がしっかりと根付いているということ。老いも若きも、自分達のライフスタイルに「カフェでまったりする時間」があるように思いました。
さて、このカフェの名前、なんて読むかおわかりですか?
ヒント:日本を代表する著名な作家の作品名です。
このヒントでピンときた方は、きっと筋金入りのハルキスト…。そう、村上春樹氏の作品「ノルウェーの森」を店名にしているカフェなのです。もちろんオーナーは熱烈なハルキスト=村上春樹ファンだそうで、ここに集う人々もなんだか文学的な香りが漂っていました。
お店の雰囲気&珈琲の味もさることながら、私的にストライク!だったのは、このコースター。
?「海辺のカフカ」
?「トニー瀧谷」
と、これまた春樹氏の代表作が漢字に置き換えられ、しっかりとした紙厚のコースターに活版で印刷されているという優れもの!
「う、欲しい…。でも、図々しいかな…」としばしの葛藤があり、「とりあえず、写真だけでも撮っておこう」とコソコソとシャッターを押した小心者の私たち。それを見かねてか、支払いの時にカフェのお兄さんがまっさらのコースターを2種×3人分進呈してくれたのでした。感激…。
このお兄さんの素敵な計らいで、“ノルウェーの森カフェ”は台湾旅行のワンシーンにとてもいい印象として残りました。
(橋本)