SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“狂言と人形浄瑠璃。”
去年野村萬斎さんと万作さんの新春狂言を鑑賞しに行ってから、その面白さにハマッってしまい今年も行って参りました。
まず謡初(うたいぞめ)というのがあってから、小舞があってその後萬斎さんの独特のトークが30分程あったのですが、これが自身が主役を務めた映画「のぼうの城」の話をしながらの、会場にいた全員を巻き込んでのトークでたくさん笑って和んでからの開始でした。
今年の狂言は「樋の酒」と「千切木」、どちらも笑いどころ満載で改めて今も昔も笑うところは同じなんだと感じた瞬間でした。
約2時間、たっぷり楽しんだ余韻が冷めぬうちに、その3日後今度は京都芸術劇場で行われていた「第二回 淡路人形浄瑠璃 春秋座公演」を鑑賞しに行って来ました。
こちらは狂言とは違って初めての鑑賞だったのですが、約1時間半ほどの舞台で太夫(語る人)と三味線が三度変わったことにまず驚き、現代の言葉遣いとは違うところも多々あったことと、歌うように語るので聞き取れない部分もあって人形の動きと全体の雰囲気を楽しんで来ました。
歴史、文化、まだまだ日本のことは(日本人なのに)知らないことで溢れています。
自分に合った形で、楽しみながらこれからも知識を吸収して身にしていきたいと思います。