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平成22年01月02日 土曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“【SOU・SOU日記】”


フォークルの子

明けましておめでとうございます。
今年もよろ…あ、それはもう聞き飽きましたか、そうですか。
では……2010年も健康で愉快な1年にしましょう!


今年のブログは「フォークル」で始めようと思います。
「フォークル=ザ・フォーククルセダーズ」
もちろん御存知の方も多いと思いますが
1968年頃に活躍したフォーク ソング グループです。
真のフォークル世代は、丁度私の父(55歳)ぐらいでしょうか。
つまり私はフォークルの子世代です。

なぜ、今私がフォークルなのか?
それはフォークルの存在も知らないままずっと大好きだった
「悲しくてやりきれない」という1曲があるからです。

「悲しくてやりきれない」
 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない
 この限りない むなしさの 救いはないだろうか
                      (歌詞より抜粋)

私の中で、鼻歌といえばこの1節。
初めて聴いたのは、小学校3年生ぐらい。
小学校の通学路沿いの家から流れてきた、レコードか
ラジオで、知りました。
小さいながらに、「なんて悲しい歌なんや」と思ったこと、
今でも鮮明に覚えています。


そしてこの歌を作った加藤和彦さんが昨年お亡くなりになり、
最後の手紙には「人は音楽なんか必要としていない」という
文面があったと知りました。
ニュースで「これは彼なりのポーズだ」と、加藤さんの
友人は仰っていましたが、それが本当ならば、
どれだけ気持ちが救われるかしれません。

苦しい時、私は自然とこの歌を思い出しますが
それはただ、悲しいばかりの歌ではないからです。
「でも、やっていこう」
という、希望っぽいもので縁取られている優しい歌です。
「加藤さん、そんなことないですってー!」と、
普段張らない声も、張って空に言いたい程、
去年で1番モヤモヤと悲しい出来事でした。

お正月から湿っぽくてすみません!
ただ、いろいろあるけど頑張るぞ!と気持ちを
引き締めたフォークルの子でした。
(尾崎)


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