一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
200年後
ファッションとは?流行?です。
毎年少しずつ変わっていくので、それに付いていくのは大変なことです。
10年前のファッション雑誌なんかを見るとダッサーと思いますよ。
という事は、今流行のファッションも10年後にはダッサーとなるんです。
でも、200年前の日本の衣装を絵などで見ると、すごくカッコイイと思います。
本物な感じ。
では、もし今の日本のファッションを200年後の日本人が見たら、どんな風に思うかな。
ところで、時好写真に出てているNEW FACEは、京都造形芸術大学の西野君。
モードなスタイルの彼の私服にもじり袖&自力マジック足袋を合わせてもらいました。
まーこういう合わせ方もありですね。
むしろアメカジやアウトドアなスタイルに取り入れるよりは断然しっくりくるかな。
今後もたまに登場してもらうので、どうぞよろしく。
0 件のコメント
戦前の沖縄の衣裳も格好いいですよ。写真で見た時、
美しいと思いました。
ミニマムなモードの西野くん、雰囲気ありますね。
ラフ・シモンズには「優等生のスクールボーイ」的イメージ
がありましたので、その着こなしには脱帽です。お洒落。
SOU・SOUのアイテムはモード好きからも支持される
と思いますよ。
足袋などは男女ともにマルタン・マルジェラ??からの
アプローチ満載でしょうし、そしてなんと言っても
「寛衣」下、特にモスリンの黒はモードファンの男子から
支持されること請け合いのキラーアイテム。
これ履けるか履けないかが、モード及びSOU・SOUに
対する忠誠心を量る踏み絵的一品ですから。
岡田様は文章がお上手ですね。読んでてなるほど?と思います。SOU・SOUを好む人の中には、モード服卒業生も多いと思います。「20年モード服を着倒してきたけどこんなん初めて!」等といった声を良く聞くんです。僕は今の20代の若手が和服をどんどん作っていったらいいと思っています。そうして初めて日本のファッションは本物になると思うんです。