一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
日本製
外国のお客様はよく「日本製は良い」と言われます。
日本人は勤勉だし、約束も守るし、向上心もある。
今よりもっと良くしていこうという気持ちが普通の人にも当たり前のように備わっている気がします。
そういう国民性が故に、MADE IN JAPAN商品への信頼も成立しているのではないかと思う。
仮に日本人が「すぐウソをつく」「約束を守らない」「信用よりも金」といった国民性であったならば、たとえ多少品質が良いものを作っていようとMADE IN JAPANへの信頼性などゼロに等しいことになっているであろう。
とは言うものの、街にあふれているのは中国をはじめとする人件費が安い外国製品である。
今後は日本製というよりは、日本人管理による外国製というのがますます主になっていくのかもしれない。
それはそれで1つの発展の形かもしれませんが、その結果が日本の物づくりの衰退につながるのであれば、やはり悲しいものである。