SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“心地いい日用品探し、陶器市へ/李 瀟瀟”
熱帯夜が続く中、夏日に寄り添う日々の「相棒」を捜すために、
京都・五条坂の陶器まつりへ行って参りました!
この五条坂の陶器まつりは大正九年、六道珍皇寺にお精霊さんを迎えに行く人々、また大谷本廟へお盆の墓参りに行く人々が五条坂を賑わせていた時に、五条坂に店を構える陶器屋が登り窯で出た大下(おおげ)、要するに一級品として出せないものを陶器市として売り出したのが始まりだそうです。
京焼の清水焼を始め、京都以外からも全国各地から陶器が集まります。期間は八月七日から十日までです。
夜の陶器まつり、テントごとに明かりの色が違って、雰囲気が良く、気温も少し凌ぎやすいかな。
少し、ね…
あやっ!(中国語の感嘆詞で「あらぁ?!」って感じ)
この青がパッと目に留まって、一つ購入しました。
夜店の感じの歩道をぶらぶら歩き?ながら、
爽やかな風が五条坂を抜けてゆきます。
福田さんは地元栃木県の益子焼を見付けることができず、こちらを連れて帰ることにされました!
そして、私はこちらに!
京都の若い作家さん安田宏定さんの作品です!
ほかには、凛とした佇まいが目を引く花入れ【下左】となんとも言えないおもしろい線香立て【下右】も手に入れました!
ちなみに、
英語で陶器をチャイナ(china)、漆器をジャパン(japan)と呼称します。
陶磁器の原産地が中国なので、そう表記するのだそうです。
小文字で書くchinaは、正確には「磁器」のこと、指ではじくとガラスのようなかたい音、きめ細かな白い生地に優美で繊細な色絵のイメージがあります。
陶磁器郷のチャイナからジャパンに来てはじめて、心地よい日用品としての陶器の魅力を感じました。
早速、松栄堂 お香を立ててみました!
勿論、花げしき 備長炭もおススメ!
※おまけ※
六月に台湾に行って来てから中国語の勉強で頑張っている福田さん?との陶器まつり乾杯シーン!