SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“覗いてみたい頭の中/西牧 知恵”
連日厳しい暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、京都市美術館で開催されているマグリット展へ行って参りました。
美術の教科書などで一度は彼の作品を目にしたことがあるのではないでしょうか。
7月11日(土)から10月12日(月・祝)まで開催されています。
20世紀美術を代表する芸術家であるルネ・マグリットの作品は、何人もの紳士が空中に浮遊する「ゴルコンダ」や、鳥のシルエットの中に青空が広がる「大家族」など不思議な雰囲気のものばかりで次に現れるのはどんなものかとわくわくしっぱなしです。
日常の謎に着目し、そのイメージから生まれる作品を生み出す彼の頭の中を覗いてみたいと思いました。
頭の中を覗いてみたいお方がもう一人。
SOU・SOUには日本の四季や植物、言葉など日常から生まれたテキスタイルがたくさんございます。
そんな素敵なテキスタイルを生み出す脇阪さんの頭の中は宇宙のように広いのでしょうか・・・。
SOU・SOU伊勢木綿の入口すぐ横に“12ヶ月の手ぬぐい”が月ごとに並んでいるのですが、
その中で“子どもの目線で見た京都の一年”というテーマの手ぬぐいが12枚ございます。
私は特にこの一年の手ぬぐいのテキスタイルが大好きです。
おひなさまや鯉のぼりなど思わずくすっと笑ってしまうような可愛らしいテキスタイルばかりです。
脇阪さんが考える子どもの目線で見た京都の一年はこんな風映るのか?と想像が膨らみます。
ぜひSOU・SOU伊勢木綿、SOU・SOU染めおりへお越しの際はご覧くださいませ。
日々の生活で見る当たり前の景色を、ちょっと立ち止まって違う見方をする、不思議に思ってみる行為から
生まれる豊かな作品やテキスタイルはとても刺激的です。