一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
NEW PEOPLE その3 <貫禄>
せっかくなので、堀淵さんにももじり袖 短衣、着物袖シャツ(モスリン)、寛衣(モスリン)下 片身替わり 間がさねを着て頂いた。
一瞬で別人になった。
いくつかのパターンを着て頂いたのですが、その全てがあまりにも似合っておられたので、そのうちの1コーディネートで記念に2ショットを撮らせて頂きました。
そして、写真を見て思った。やはり歳を重ねる事はカッコイイのだ。
僕は、自分がSOU・SOUの服を一番良く着こなしていると思い込んでいたのだが、その考えは脆くも崩れた。人生経験をより多く積んだ人が着る方が当然似合うのだと。少なくともSOU・SOUの服というのは、そういうものだと思う。
ちなみに日本人の特徴でもある「チビ・ハゲ・短足」は恥ではない。そいういう特徴を活かす衣装をその人が選べていないだけである。
スラリと長身、堀の深い顔にパッチリ二重瞼、茶色のヘアが一番似合うファッションの追随からの洗脳が解けた時、日本のファッションは本当の意味で世界から注目を浴びるのだと思う。それこそが?東洋の衝撃?だ。
話が逸れたが、心の若さではなく見た目の若さを追い続ける最近の大人は、やけにカッコ悪いのではないかと思うのだった。