SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“【SOU・SOU日記】”
RE:お祖父さんの古箪笥
先日、実家に骨休めに行ったら、
二年ほど前にSOU・SOU日記に書いた
お祖父さんの古箪笥が修理されて帰ってきていました。
職人さん曰く「こんな檜の箪笥は今は滅多にあらへんで」。
なんか嬉しくなります。
と、同時に海外にエエモンが
どんどん流出しているニュースが頭によぎりました。
そろそろJAPONISMが頭を撫でられて
喜んでる時代は終わっても良い気がします。
外国人向けに「東洋の神秘」イメージを利用して
スシ、ゲイシャ、ハラキリ、ニンジャ・・・
馬鹿ばかしすぎて話にならないとは思いませんか?
総じて本当の腹切りや、芸者の世界観など
1mmも知らない日本人が、大道芸のようにパフォーマンスする訳でしょう。
対外意識で海外向けに媚びた商売は消えればいいと、願って止みません。
間違いなく、本質的な発展はそこには存在しませんから。
兎に角、少なくとも40~60年以上前に、お祖父さんが作った着物箪笥が
またこうやって息を吹き返しました。
まずは仕立て上がったばかりの反物flying elephant 黒×黒 を
入れてみます。
しかし、こんな巨大なモン納まるんかな・・・。
引き出しから、はみ出さないか心配です。
傾衣 ヤマサキ