SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“秋の散策/王聖筌”
皆さん、こんにちは。台湾出身の王です。
今年の京都の紅葉は例年より少し遅めだったおかげで、紅葉を楽しめる期間が延びました!
今回は智積院、東福寺、真如堂を巡り、秋の京都を満喫する旅に出かけました。
最初に訪れたのは智積院です。
庭園の紅葉はとても鮮やかな赤色で、今回訪れた3カ所の中でも最も色づきが美しい場所でした。
紅葉の約9割が真っ赤で、残りが深紅色という、今年ならではの貴重な絶景を堪能しました。
清々しい朝の空気がこの場所の幻想的な雰囲気をさらに引き立てていて、写真を撮るだけで2時間があっという間に過ぎてしまいました。
フェイクレザー×黒豹 肩衣(かたぎぬ) 可逆(かぎゃく)/濡羽色(ぬればいろ)
高島縮 20/20 立衿(たちえり) 筒袖襯衣(つつそでしんい)/つくも
42双 梳毛(そもう) 袴富士(はかまふじ)/濡羽色(ぬればいろ)
また、12月はイチョウが見頃を迎える季節でもあり、慧光寺では巨大なイチョウの木と一面に広がる鮮やかな黄色のイチョウの葉を楽しむことができました。
秋の美しさを象徴するような景色に心を奪われました。
次に訪れたところは紅葉の名所――東福寺です。
通天橋から眺める山一面の赤や黄色の紅葉はまるで一枚の絵画のようでした。
訪れる人々の多さに驚きましたが、それだけの人を惹きつける美しさがここにはあるのだと納得しました。
最後に訪れたのは真如堂です。
朝の柔らかな陽光が紅葉を照らし、特別な秋の雰囲気を演出していました。
三重塔を背景にした紅葉の景色は、どこを切り取っても絵になる美しさでした。
今年の紅葉は少し遅れてやってきましたが、鮮やかな赤色の紅葉を目にした瞬間、待った甲斐があったと感じました。
特に智積院の紅葉の鮮烈な赤さは忘れられず、秋ならではの贅沢な時間を心ゆくまで楽しむことができました。
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