SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“「つながる私 I to EYE」/阪井 郁美”
皆様、こんにちは。岸和田出身の阪井です。
先日、塩田千春さんの「つながる私 I to EYE」の展示を見に大阪の中之島美術館へ行ってきました。
ご存じの方も多いかと思いますが、塩田さんは岸和田に生まれ、
現在はベルリンを拠点に活躍される現代芸術家です。
会場の前に展示されているこの真っ赤でど迫力の作品!
この中を通り抜けて会場に入っていきます。
会場に入ると先ほどとは打って変わって真っ白の空間、「巡る記憶」という作品。
糸は記憶、水は人と人のつながりを表しているそうです。
水たまりには時折ポタポタと水が滴り落ちて、不思議と癒やされる空間でした。
今回の展示は大きなインスタレーションはやはりインパクトがありましたが、
自身の半生を語る映像があり、これは彼女が作品を生み出すまでの苦悩が感じられたのですごく印象的でした。
最後の作品は公募で集められた「つながり」をテーマの手紙を編み込まれた作品。
一枚一枚手紙を読むと結構重いものもおおかったですが、
作品全体を見るとパワフルで美しかったです。
最後に作品の前で記念撮影^^
12月1日までの会期となっております。
塩田さんのテーマである「不在の中の存在」を感じに
皆様もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
阪井 郁美