SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“富士と富士山と風林火山/菊地いぶき”
このところ北斎の富士づくしだったので、久しぶりに本物の富士山を見に行きました。
高温多湿の街を抜け出して富士五湖の1つ山中湖へ。
湿度が低く気温もさほど高くなく、風が涼しくて快適です。
ただ、お目当ての富士山は、目の前に見えるはずなのですが雲に隠れていて見えません。
この日は富士登山道スタート地の1つとされている、富士北口本宮浅間神社へ。
装いはもちろんお気に入りの「富士」です。
鳥居の扁額は「富士山」です。
明日は富士山が拝めるかな〜
真夜中、ホテルの部屋から眺めると、山肌にチラチラ動く灯りたち。
ご来光を拝むために歩き続ける登山客のヘッドライトです。
この夜は曇っていたので見えにくいですが、晴れた夜だと線状の灯りが登山道に沿ってジグザグに連なります。
そして翌朝5時。
低い雲がかかる山中湖。幻想的な風景です。 そして
目の前にどーん!と現れた富士山!
珍しいブルームーンの満月を従えた神々しいお姿。なんだかご利益がありそうです。
くっきり姿を見せた富士山でしたが、この2時間後にはまた雲に隠れてしまいました。
それでは富士山を後にして甲府へ。
甲州といえば武田信玄。風林火山ですね。
祖母の家が川中島古戦場跡に近かったこともあり信玄さんには親しみを感じます。
着用商品
高島縮 20/20 長方形衣/ほほえみ 白花色(しらはないろ)長丈
貼付つっかけ足袋/ほほえみ
Y.トート B5/SO-SU-U 濡羽色(ぬればいろ)×つくも
そして甲州といえば印傳。
和装の男性が持つ素敵な渋い合切袋、のイメージでしたが他にも様々なアイテムが作られています。目の保養。
最後は秘境の昇仙峡。
山道、車を走らせていると突然現れる荒々しい岩場と滝。
今にも落ちてきそうな巨岩の数々。
富士山からのパワーを吸い込み、元気に暑い季節を乗り切ったらいよいよ芸術の秋、スポーツの秋です。
いろいろ体験し、またレポートさせていただきます!