一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和6年09月01日 日曜日号

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“SOU・SOUあれこれ【50】”

本日は日曜日!
スタッフの寺田 由が書きますので、皆さまどうぞお付き合いくださいませ!

長方形衣
ちょうほうけい



SOU・SOUの女性和装SOU・SOU着衣(きころも)の代表的なアイテム「長方形衣」。
(「ちょうほうけいい」と書いて「ちょうほうけい」と読みます)

ご覧の通り、長方形の形をしたシンプルなワンピース。
SOU・SOUの長方形衣は弥生時代の貫頭衣(かんとうい)がベースとなっています。



貫頭衣は生地の中央に穴を開けた簡単な作りですが、日本の衣装文化の原点であるらため、SOU・SOUの貫頭衣は和装の源流を現代風にしたものと言えます。
ゆったりとしたシルエットでウエストの締め付けもなく、フリーサイズで着用できるのもポイント!


⚫︎知多木綿 文 長方形衣⚫︎


長方形衣と名の付くアイテムの中でも特にSOU・SOUの初期から販売を続けている定番のワンピース。
小巾の反物生地を2枚並べて、中心と左右の見頃を縫製したシンプルな作りで二つ身(ふたつみ)といいます。



京型友禅によるSOU・SOUのポップなテキスタイルを全面に染色しており、かわいくポップでありながら、吸水性と風通しが良い手ぬぐい生地で着心地もよく、夏にもってこいなアイテム。


⚫︎高島縮 長方形衣⚫︎


そしてもう一つ、SOU・SOUの定番長方形衣が「高島縮 長方形衣(たかしまちぢみ)」
二つ身は手ぬぐいの小巾生地を利用したのに対し、こちらはワイドな「広巾」の生地を使用しています。
戦後、広巾の生地を織ることが可能になったことで形はそのままで、広巾でよりシンプルな長方形衣ができるようになりました。
最大の特徴は生地が広くなったことで、大胆なテキスタイルもそのまま表現できるようになったこと!



大胆なテキスタイルも切れるこなく存分に楽しめます。


ゆったりとしたシルエットの長方形衣は、夏はそのままで風通しよく着るのがおすすめ!
ですが、お好みでコーディネートのアクセントに帯締めなどでウエストにメリハリを付けるのも良いですね。





そして只今予約期間中の『秋のよそおい』では、モスリン素材の長方形衣がございます!

■ほほえみ


■雲取り(くもとり)に菊


■金襴緞子(きんらんどんす)


■花装飾(はなそうしょく)



その他の色柄はコチラ




シンプルだけれど、弥生時代にはないかわいさとSOU・SOUのテキスタイルが存分に楽しめる長方形衣。
ぜひ一度、お試しくださいませ。



《つづく》

それでは、また明日

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【今日の合言葉】

「長方形衣(ちょうほうけい)」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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