一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“合評”
昨日は大学で合評があった。
前年に引き続き「もしSOU・SOUで商品を作るとしたらどんなものを作るか」というお題で、素材に伊勢木綿を使って製作して頂いた。
先週行った時はまだ全然出来ていない学生も、今日の合評ではそこそこちゃんと仕上げて来ていた。いくつか作品をご紹介します。
カラスをイメージしています。
手作りのハンコを押しまくって柄にしています。
ゴムで絞って墨で染めています。
寝る時に着るものだそうです。
広げるとこんな感じ。実は人間の毛細血管がプリントされているのです。
豆絞りのイメージで刺し子を施してあります。
全体的に言えるのは、実際に出来たものよりもアイデア段階の方が良かったということ。
つまり、こういうイメージやコンセプトで服を作っていく─と決めたのだけれど、いざ作ってみたら思い通りに仕上がらない。まー大抵のものがそうなるのかもしれませんけどね。
学生のやりたい事を尊重し過ぎたコメントをしても、本人達のためにならんかなと思いながら、自分の意見を述べた。あまり本音をハッキリ言ってしまうと良くない場合もあるかもしれないので、僕なりに多少は気を遣いましたけど。
また、他の学生の作品もUPしていきたいと思います。