SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“わたしの本棚/寺田 由”
皆さま、こんにちは。
3度の食事と同じくらい読書が好きなスタッフの寺田です。
本が好きなのか、本屋さんが好きなのか、はたまた活字ならなんでもいいのか・・・・
休日に何も考えず本屋さんを3件ハシゴしていた時には、自分でも本当にどうかしていると思いました。
さて、以前「わたしの本棚」と題して私のお気に入り本をご紹介させていただきました。
記事はコチラ→★
並行乱読スタイル(飽き性とも言う)で常に5冊ぐらいを読み進めています。良いんだか悪いんだかといった感じですが、今回も少しだけ私のお気に入りにお付き合いくださいませ!
・「〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か」朱 喜哲
・「暇と退屈の倫理学」 國分 功一郎
・「ご冗談でしょう、ファインマンさん 上・下」 R.P.ファインマン、 大貫 昌子
・「きょうの猫村さん」 ほしよりこ
・「長い読書」 島田潤一郎
高校生の時に出会ったアメリカの物理学者、ファインマン先生のユーモアな人となりがわかるエピソードとマンハッタン計画の衝撃が強かった「ご冗談でしょう、ファインマンさん」。
これに続くシリーズを一気読みしたのが『本の熱』に冒されたひとつのキッカケだったような気がします。
それはそうと、ファインマン先生ってめっちゃイケメンなんですよ。
國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」は新たな思考や興味の扉を開いてくれた一冊。
学生の頃、哲学は居眠りのための学問だと疑わなかった私ですが、平易な文章で色々な概念を考えさせてくれる國分さん。
ずっと感じていた社会の違和感を哲学で分析して自分なりにゆっくり消化していくために何度も繰り返し読む大切な本です。
その時々にハマるジャンルは違いますが、新しい興味に出会うキッカケはいつどこでどんなふうに出会うのか分からないものです。
そう、私とSOU・SOUとの縁を結んでくれたのも一冊の本でした。
「伝統の続きをデザインする SOU・SOUの仕事/若林 剛之」(直筆サイン入り!)
気になる方はコチラ→★
そして、最近の楽しみは伊勢木綿手ぬぐいのテキスタイルと共に読書記録をつけること。
楽しみながら記録を続けています。
最後に…
先日いただいた京都の哲学者 谷川嘉浩さんのサイン。
・「人生のレールを外れる衝動のみつけかた」谷川 嘉浩
えぇこと書いてくれはったわぁ。
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4 件のコメント
最近の私は、本屋大賞の"成瀬は天下を取りにいく"が気にはなっておりますが、もっぱら"SOU・SOU"が実写版映画で衣装提供した「キングダム」にどハマりなので、最新コミックに没頭しております(笑)
と言いつつ、京都を舞台にした小説も多くありますが、由さんのおすすめを聞かせてください(^^)
kazu-endlix様
コメントをいただきありがとうございます。
"成瀬は天下を取りにいく"どこの本屋さんも平積みですね!身近なところで滋賀県が舞台というのも良いですね。
小説ではないですが、京都というワードで"お茶の味"という一保堂の奥様が書かれたエッセイも京都らしくておすすめです。
機会があればぜひ手に取ってみてくださいね!
寺田 由 さん
いつも楽しみにしています。
SOUSOU手ぬぐいとコラボの読書記録って、さすが
です。谷川さんのサイン本も、興味深々です。私の知らない若い方の本、早速、注文しました。
LUCY様
コメントをいただきましてありがとうございます。
ご注文されたとは!私の本ではないのになんだか嬉しいです(笑)
谷川さんはお若いですが、とっても面白い切り口で哲学をされる方なので、その「おもしろさ」をLUCY様とも共感できたら嬉しいです。
手ぬぐい読書記録、これからも続けていきたいと思います!