一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和5年10月03日 火曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“にゃん。/中島 敬兜”

京都文化博物館で開催中の『もしも猫展』。
~猫が人だったら、人が猫だったら~

さっそく行って参りました♪

江戸時代末期を代表する浮世絵師の歌川国芳(うたがわ くによし)を主軸に
猫を擬人化した作品や、逆に人を猫に擬猫化した戯画がたくさん紹介されており
猫好きにはたまらない展覧会となっております。
また、猫以外の擬人化表現もあり、なかなか面白い内容でした。



↓↓左は葛飾北斎の『北斎漫画』の中でも様々な絵師に転用される人気のイメージらしく
右は歌川国芳の弟子である芳春による作品です。
こういった見比べも見所の一つです。


また、個人的に一番驚いたのは、こちら。
歌川国芳:心学雅絵得(しんがくおさなえとき)猫と鼠

何と書いてあるかというと

おそろしいものを
にゃんとも思わさる
心から身をついにとらるる

詳細な説明は割愛させていただきますが
『にゃんとも(=何とも)』って、国芳も猫語を使うのだと驚きました!


そしてこちらにも。
芦原国直:新板猫相撲づくし

四股名が『にゃごが峰』

思わずクスッと笑ってしまいます。


見所はまだまだ尽きません。
歌川国芳:流行猫の曲鞠  の中の一人(一匹?)。

お分かりいただけますでしょうか。
袴の柄が肉球!かわいい!

絵師たちの猫への寵愛と遊び心がいっぱいの展覧会でした。



会場で販売していた肉球グミなるものをゲットした私は
帰宅後、実物と比較してみました。
見た目もさることながら、食感の方が再現性高かったです!



そして、SOU・SOUのねこといえば→コチラ
そして→コチラも。
見つけたら連れて帰ってにゃん。

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