一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和5年01月22日 日曜日号

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“SOU・SOUあれこれ【27】”

本日は日曜日!
スタッフ寺田 由が書きますので皆さまどうぞお付き合いくださいませ!

ソウソウ キョウト アオヤマミセ
SOU・SOU KYOTO 青山店

東京、南青山。
原宿や渋谷など賑やかな喧騒から少し離れた場所に「SOU・SOU KYOTO 青山店」があります。
周辺はインターナショナルなハイブランドやギャラリー、美術館などファッショナブルかつ文化的なエリア。
京都寺町の路地裏から東京青山への出店は、まさに紆余曲折。
まもなく迎えるSOU・SOUの20年のあゆみは東京から始まりました。



お台場・ヴィーナスフォート内のSOU・SOU「1号店」

京都でSOU・SOUの前身のお店が東京お台場ヴィーナスフォートのデベロッパーの目に留まり、ご縁あって出店したのが『SOU・SOU』というブランド名を掲げた第1号店でした。
2003年3月8日、今から約20年前のことです。
出店後半年はとにかく閑古鳥の鳴く状況が続き、当時の店長(現・青山店エリアマネージャー)吉田は不安と辛抱の日々であったと言います




お台場・ヴィーナスフォート内の1号店のSOU・SOU


地下足袋の販売後に、じわじわと売り上げを回復させていき当初4年半の契約で出店したのにもかかわらず気がつけば10年。
ヴィーナスフォート内でもトップクラス(坪当たり)の売り上げとなっていました。
ビジネスとして考えるのであれば、その時点で移転する理由はありませんでしたが、10年の節目に路面店へと移転することを決めました。


お茶席の実現

売り上げをど返ししてでも移転を決意したSOU・SOUプロデューサーの若林はこれからのSOU・SOUの世界観を具現化するビジョンがありました。その一つが「お茶席のあるお店」です。

ヴィーナスフォートのような大きな施設のインショップではどうしても制約があり、実現できずにいたお茶席。それを実現すべく現在の南青山の地に心機一転「SOU・SOU KYOTO 青山店」として新装開店することになりました。
SOU・SOUが東京発のブランドだと思っている人が多かったことから店名には「KYOTO」と付け、「青山店」の呼び方は「あおやまてん」ではなく、呉服業界風に「あおやまみせ」としました。



店内のお茶席(現在お茶席は休業中)



「やめよか・・・」

「もう東京の店はやめようかなと思った時が有る。2回くらい。」
と、若林本人が口にするほど、東京での出店はまさに紆余曲折。
2回くらいというのが妙にリアルですが、本当に撤退について考えたことがありました。しかし、その度にスタッフの「続けてほしい、続けたい」という声によって踏みとどまって現在に至ります。
今でこそ「やめんでよかった」という想いが若林の中にはあるようです。





最後に・・・

青山がインターナショナルな街というなら、日本らしいお店がもっとあってもいいのではないか。
青山がインターナショナルな街なら、日本らしいお店がもっとあってもいいのではないか。。
東京で新店舗を探していた当時、若林が青山界隈の街に感じたことはSOU・SOU によってほんの少しだけでも体現できていればいいなと思います。
紆余曲折あったけれど、京都から500キロ離れた東京・青山でも日本、京都そしてSOU・SOUを体感していただけましたら幸いです。


《つづく》







それでは、また明日。


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【今日の合言葉】

「SOU・SOU KYOTO 青山店(ソウソウ キョウト アオヤマミセ)」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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アバター画像(若林)
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8 件のコメント

  •  若林社長著の"伝統の続きをデザインする SOU・SOUの仕事"を拝読させてもろてましたので、SOU・SOU立ち上げの頃の大変さはよく伝わっていました。
     で、「青山」と聞けば"おしゃれ"というイメージなんで、青山ショップはやっぱり、東京らしく垢抜けした雰囲気なんやろねぇ(^^)

  • kazu-endlix R5.01.22 06:58:39
    • kazu-endlix 様
      いつも、コメントをいただきましてありがとうございます。
      青山といえば・・・おしゃれなイメージですよね!
      ですが、京都と変わらず個性豊なスタッフがお客様をお待ちしております。
      ぜひ、機会がありましたら青山店へもお運びいいただけましたら幸いです!

  • 寺田様

    今でこそ東京には地方物産のアンテナショップが立ち並ぶ状態になっていますが、東京はまさに様々な人々が往来する場所なので、ネットショップでは得られないユーザーの統計を取るのには申し分ない所ですよね。

    そして…気軽に参加できるお茶席も、一般人にはある意味「忘れられた」日本文化のような気がするので、コロナ禍で休業されているのが残念でなりません…(TдT)サイカイサレルコトヲキタイシマス…

    これからも「SOU・SOUあれこれ」…
    楽しみにしています♪^^

  • ORまねきねこ R5.01.22 08:33:21
    • ORまねきねこ様
      いつもコメントをいただきましてありがとうございます。
      近場で各地の雰囲気を楽しめるアンテナショップ、楽しいですよね。
      青山のSOU・SOUもそんな風に楽しんでいただけたら嬉しいです。
      またお茶席が再開した際には、一休みしにいらしてくださいませ!

  • 去年秋、初めて青山店行きました(大阪在住)。
    青山何回も行ってたけど気づいてなかった。。。あんなに岡本太郎美術館と近いとは。
    感心したのは一つに店舗に全てのお店(着衣、傾衣、わらべぎ、、、)が入ってて、さながらワンダーランド。実に上手に商品が並んでた!京都のSOU・SOU村(村ちゃう!)も素敵だけど、一つのお店で堪能できるのもすごかった。お向かいにはYousou、、、。青山にいながら京都トリップしてました。

  • れいま R5.01.22 16:13:25
    • れいま様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      青山店にお立ち寄りいただき嬉しく存じます!
      少し京都よりもコンパクトですがギュッと凝縮されたお店を楽しんでいただけたでしょうか!
      また岡本太郎美術館で美術鑑賞の後にでも遊びに来てくださいませ。

  • 寺田さんのコラム、楽しみにしておりました。「やめよか。。」が二度も。
    紆余曲折あり、今のあおやまみせがあるのですね。出店当初から携わる方々、今振り返ると感慨深いでしょうね。
    (追伸)着衣では妻の服を見立てて下さりありがとうございます。めっちゃ可愛い由ちゃんに選んでもらったと妻は大変喜んでおります。(感謝!)
    妻の体調が急変し、後ほど伺えず大変申し訳ございませんでした。次回伺う際もよろしくお願い致します。

  • 井上 R5.01.26 17:40:10
    • 井上様
      先日はご来店いただきましてありがとうございます。
      ご夫婦でSOU・SOUの装い、とても素敵です!そして声をかけてきてくださりとても嬉しかったです!
      奥様の体調はいかがですか?まだまだ冷え込む日が続きますのでどうぞご自愛くださいね。
      また、お目にかかれる日を楽しみにしております。

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