SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“【SOU・SOU日記】”
祭にお茶に太陽の塔
ここ最近の出来事を。
先週末は家の前で「やすらい祭」見物。
この祭は平安の昔、桜の散る頃になると疫病が流行したので、
疫病退散を願って始まったのだそう。
氏子たちは花傘を中心に、子鬼、大鬼、囃子方に扮し、
大鬼は鉦や太鼓を打ち鳴らしながら跳びはねるように踊ります。
また無病息災を願い行列の花傘に入ることによって
疫病にかからないとされています。
6月末の「夏越の祓い」にしてもそうですが、昔は疫病などもあり、
一年を健康に過ごすことがいかに大変だったかがわかります。
祭見物のあとは奈良にあるお寺でのお茶会へ。
お茶会と名のつくものは初めてではなかったものの、
今回はにじり口から出入りするような立派なお茶室。
お軸の拝見から始まって、炉の拝見、お道具の拝見などなど、
わからないことばかりでしたが、そこは一期一会の世界、
先輩方の素晴らしい導きにより、こころに残る一日となったのでした。
そして今週は「千家十職×みんぱく」という展覧会を観に
万博記念公園内にある「国立民俗学博物館」へ。
千家十職とは、茶道に関わり、三千家に出入りする十の職家のこと。
まさに「眼福!」な品々を観ることができました。
ちなみに同じ万博公園内にある「大阪日本民藝館」でも
「茶と美」という展覧会を開催中。
他にもお茶を楽しむ様々なイベントが開かれているので、おすすめです。
(北岡)