SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“柿の種/寺田 由”
皆さん、こんにちは!SOU・SOUスタッフの寺田です。
京都はようやく秋らしい気候になってまいりました。
厳しい暑さを乗り越えて、過ごしやすい季節には活動的な気持ちになるのも人間らしくて良いなと思います。
本格的な秋は、はじまったばかりですが私の秋の過ごし方を少しご紹介させてくださいませ!
■美味しい秋■
秋と言えば食欲の秋!ですが、陽が短くなると早めに帰宅する家族と食卓を囲むのが日々の何気ない幸福。美味しい食事と温かい時間が何よりのご馳走です。
■哲学する秋■
秋の空気に触れるとちょっとだけセンチメンタルな気持ちになりませんか?
そんな時は忙しなく過ぎる時間を言い訳をして、置き去りにされた気持ちの蓋を少しだけ開けてみます。結局のところ答えはないのですが、考える時間そのものが大切な自分のひとかけらだと感じます。
縁側はボーッと考えごとをするのに最適!
■気持ちを伝える秋■
なんでもない日に、ちょっとした気持ちを添えて友人やお世話になった人に手紙を書きます。母が昔から筆まめなこともあって、いつの間にか私も同じように手紙が大好きになりました。
母ほどマメではないものの、さりげない心遣いができる母のような女性になりたいものです。
■読書の秋■
私にとって読書は年中無休の楽しみですが、秋の読書は格別です。
気持ちの良い夜風とBGMは虫の声。
小難しい本も読みたくなるし、子供時代を思い出す児童書もいいなぁ!
秋になると積読がエベレストのようになってしまっています。
「柿の種」寺田寅彦 著
「なるべく心の忙しくない,ゆっくりした余裕のある時に,一節ずつ間をおいて読んでもらいたい」
そんな願いが込められた短編集。
一気に読みたい衝動をぐっと堪えて、ゆっくりゆっくり楽しんでいます。
■オシャレを楽しむ秋■
急に涼しくなると着るものに困る。
「去年はこの時期、何着てたっけ?」と言う会話を毎年しているような気がします。
「何を着ようかなー?」と、スタッフ同士でする会話も楽しいなぁ。
何よりオシャレをすると気分が上がるし、想像してしているよりずっと心が豊に表現できると思います。
あれやこれやと欲張りたくなる季節ではありますが、そんな時こそ無理はせずゆっくりゆっくり過ごす方が良いのかもしれません。
桃栗三年柿八年、種を撒いて芽が出て・・・大切に世話をしながら実が実るまでにはまだまだ時間がかかりそう。
急な気温の変化に体調も崩しやすい季節です。
ご自愛専一で、皆さんも楽しく実りの多い秋をお過ごしくださいね!