一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和4年09月18日 日曜日号

一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

“SOU・SOUあれこれ【19】”

本日は日曜日!
スタッフ寺田 由が書きますので皆さまどうぞお付き合いくださいませ!

ソスウ
SO-SU-U

無造作に描かれた数字が無造作に並べられただけのテキスタイルデザイン〝SO-SU-U〟。
シンプルなのに独特の世界観をもつこのデザインはSOU・SOUの誕生に必要不可欠なものでした。
今回はそんな「SO-SU-U」のお話。



10個の数字

〝SO-SU-U〟は日本語で〝十数(そすう)〟と書きます。つまり0〜9の10個の数字という意味。数学的な「素数」のことではありません。

この〝SO-SU-U〟をデザインした脇阪克二氏はこのように解説しています。


世界中で広く使われているアラビア数字は
シンプルで国籍、性別、年令などを問わない
普遍性を備えています。
記号としてよく出来ていて、
しかも愛着のもてる形をしています。
デザインする時むつかしいかなと思ったのは、
どこにでもある形なのでどこまで魅力的に
出来るかということでした。



〝SO-SU-U〟との出会い

SOU・SOUプロデューサーの若林がテキスタイルデザイナーの脇阪氏のアトリエに出かけた時のこと。昔のデザインファイルをみてた時たまたま若林の目に止まったのがこの〝SO-SU-U〟でした。『この数字のデザインは独特でカワイイ!何か作りたい!』そう思いついた若林は、早速〝SO-SU-U〟のテキスタイルを使ってバンダナやシャツのサンプルを作ってみました。


再デビューを果たしたデザイン

〝SO-SU-U〟のデザインが誕生したのは平成7年、1995年のこと。たまたま若林の目に止まり、世に出ることになったデザインですが実は〝SO-SU-U〟にはもう一つの歴史がありました。脇阪氏が長年勤めておられたワコールのインテリアファブリック事業部で既に〝SO-SU-U〟はデビューし製品化されていたのです。若林が〝SO-SU-U〟を見つけた時にはワコールのインテリアファブリック事業部は廃部となっていたので、許可を経てこの〝SO-SU-U〟をもう一度、若林のプロデュースによって世に出そうと言うことになりました。


SOU・SOUのアイコンへ

SOU・SOUのショッパーや店舗の外壁など、SOU・SOUの代名詞となった〝SO-SU-U〟男女関係なく、年齢も関係なく、世界中の人がカワイイと思えるテキスタイルデザイン。
それが〝SO-SU-U〟。

「これをSOU・SOUの代表的なテキスタイルデザインにする事で将来的にSOU・SOUのロゴを入れずとも一目でブランドが分かるアイコンになる。」

実は若林は初めからそう考えていたのでした。


人気者の〝SO-SU-U〟

数あるテキスタイルデザインの中からその時々で適材適所の柄が選ばれ商品化されます。しかしSOU・SOUの立ち上げ以来、ブランドのアイコンとはいえ定番でずっと人気者なのが〝SO-SU-U〟の商品。まさに老若男女、世界中のお客様に手に取っていただけています。小さいお子さんが覚えたての数字に興味を持ってくれたり、SNSで見かけるお客様のおしゃれな投稿写真には新たなSOU・SOUの世界観への魅力を発見したりと、〝SO-SU-U〟の楽しみ方はまさしく十人十色!


最後に・・・

〝SO-SU-U〟のテキスタイルデザインの事は知らなくとも「この数字の柄がかわいい!」「どうして数字なんですか?」そんなお声を店頭で聞くことがあります。赤ちゃんから大人まで、どの年代が身につけてもポップで可愛い。〝SO-SU-U〟は流行もなければ比較対象もない唯一無二、普遍的なデザインです。これからもSOU・SOUを代表するテキスタイルデザインとして多く人々から愛してもらえるように、そして世界共通の「カワイイ」を具現化できる存在であれるように私たちSOU・SOUのスタッフも〝SO-SU-U〟を愛情もって大切にしていきたいと思います。


《つづく》

それでは、また明日。








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【今日の合言葉】

「SO-SU-U(そすう)」

・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。

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アバター画像(若林)
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8 件のコメント

  • 今日は〝SO-SU-U〟のお話やね♪

    私もSOU-SOUを初めて知ったイメージは、やっぱり〝SO-SU-U〟やったなぁ。
    当時は〝SO-SU-U〟のネーミングを知らずに「なんか可愛い数字やなぁ」と思うてました。
    著書「伝統の続きをデザインする」を読んだ時、〝SO-SU-U〟=アラビア数字についてのコメントで『普遍性』と『記号』というキーワードが印象深く残ってました。

    私の愛用品では、マスクをはじめクッション座椅子と京座布団は”SOU-SOU京都大祇園”で作りました♪まだ愛ネコの爪研ぎ被害にも遭わず、くつろいでいます〜。
    また”SOU・SOU×Y’SACCS フェイクレザー トートガマ 大”はパカっと開けるとつい、見せびらかしたくなるような白文字の〝SO-SU-U〟が浮かび出しご機嫌になりますねぇ〜♪もちろんのこと、ポーチやペンケースもお揃いです♪
    今後の展開目標は、愛ネコがカーテンによじ登るわぶら下がるわのおてんばさんのために、特にレースのカーテンが爪痕だらけのボロボロ状態なので、愛ネコが大人しくなったら〝SO-SU-U〟のレースに替えたいなぁ〜と思うてます。
    では〜、また次回楽しみにしております♪

  • kazu-endlix R4.09.18 11:16:14
    • kazu-endlix 様
      いつもコメントをいただきましてありがとうございます。
      色々と〝SO-SU-U〟アイテムをご愛用いただき嬉しく存じます!
      表から見える〝SO-SU-U〟と裏地やちょっとしたところでチラッと見える〝SO-SU-U〟、両方お楽しみいただけいるご様子!
      私は年齢や性別関係なくお持ちいただける魔法のような魅力があるテキスタイルだと思っています。
      ぜひ、いつの日か〝SO-SU-U〟カーテンでお家の中をSOU・SOUカラーに染めていただける日がくるとさらに嬉しいです。

  • お世話になった数学の先生が転勤になるときに、SO-SU-Uのてぬぐいをプレゼントさせていただいた時に、「この柄が素数というなら、納得いかんなー」って言われました。
    SO-SU-Uを素数、と翻訳するアタマのない文系右脳の私は、そのリアクションに驚いたものでしたが、10の数字という意味なんですよ、って言えればよかったなー・・

     そこのあたりの感覚が、完全に思考停止したまんま、SO-SU-Uを楽しんでいました。

  • はな R4.09.18 11:27:28
    • はな様
      いつもコメントをいただきましてありがとうございます。
      また、贈り物にお選びいただいたとのこと重ねて御礼申し上げます。
      同じような経験、皆さん少なからずお持ちですね・・・私も言われたことがあります!
      それもまたSO-SU-Uの楽しみ方ではあるかと思いますが、次回はぜひ意味をお伝えいただきご納得いた抱ければ嬉しいです!

  • アラビア数字=世界に通用する、確かにそうですね。
    SOU・SOUの看板商品、看板娘共々、盤石ですね。

  • よっ! R4.09.18 13:12:50
    • よっ!様
      いつもコメントをいただきましてありがとうございます。
      原語とは違う世界共通のもの、今まで考えても見ませんでしたが、改めて考えると数字って面白いですよね!

  • 確かにSO-SU-U=SOU•SOUと思っている方がSOU•SOUという店名を知らなくても多いですね。
    脇阪さんの描かれた数字の何ともいえない可愛らしさ、それに目をつけた若林社長。改めてお二人は凄いと思います。

    • chabo 様
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      手書きの数字なのがいいですよね!
      SO-SU-Uが皆さんにとってSOU・SOUの目印となったら嬉しく思います!

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