SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“「大帷」を作ってみた/椿 美樹”
皆様こんにちは。
「かんたん!まっすぐ縫いの服」
レシピページ第5弾が公開されましたね!
その中に「大帷(おおかたびら)」という、
私も大好きなSOU・SOU流和装ワンピースがございます。
以前作った「大帷 短丈」もくたっとなってきたので
そろそろ新調したいと思っていたところでした…!
しかし作るならば前回とは一味違うものをと、
今回はレシピ通りのワンピースタイプを
胸下で柄を切り替えて作ってみることにしました。
イメージはこんな感じです。
レシピページでは総柄でご紹介していますが
生地A、生地Bとそれぞれ分けて
要尺の記載がされているので、
柄を切り替えてお作りいただけます!
柄×柄ももちろん素敵なのですが、
今回は無地×柄にします。使用した生地はこちらです。
■伊勢木綿 文 和晒(わざらし)<3m> 1点(生地A)
■テキスタイル計り売り (伊勢木綿 手ぬぐい)/ほほえみ 小 藤色(ふじいろ) 350㎝(生地B)
レシピにある<仕上がりサイズ>は、
着丈:106 身幅:66 裄丈:61cm ですが、
着丈と裄がもう少し欲しいなと思ったので、今回は
着丈:114 身幅:66 裄丈:63cm で作ってみます。
生地要尺は通常、
生地A…35(生地幅)×330cm
生地B…35(生地幅)×340cm ですが、
生地A…35(生地幅)×300cm
生地B…35(生地幅)×350cm となります。
※裄丈を長くしたにも関わらず
生地Aが短くて済むのは、
和晒には表裏がないので
型を互い違いに取ることができる為です。
型紙を作成して、生地を裁断していきます。
お客様から教えていただいたのですが、
生地をまっすぐ裁断する際には
フローリングの溝を利用すると
切りやすいとのことです!
ミシンでカタカタと縫製していきます。
作り方の詳細につきましては、
レシピページを是非ご覧くださいませ。
\完成したものがこちら!/
後ろはこんな感じです。
■身長:164㎝
着丈を長くした分、下に合わせるのは
レギンスのみでも良さそうです。
もちろんパンツや
スカートを合わせても良いので
身長が高めの方など、
お好みで調節いただけたらと思います。
この淡い藤色がなんとも可愛らしい。。
晒生地(無地部分)の透け感は
インナーを着用すると気になりませんでした。
インナーには抜衿ジバンがおすすめです!
色を変えて楽しめそうです。
夏のお気に入りがまた増えました。
沢山着て楽しもうと思います!
10 件のコメント
かわいい~\(^o^)/やはり襟元、素敵ですよねぇ~!ほほえみの藤色も!!
反物、広形もんぺに着手したところで、やはりこれも挑戦しなくては!と拝見しました。
生地をまっすぐ裁断する際にはフローリングの溝を利用すると切りやすいとのことです!
色々な知恵ですね、ありがとうございます、です。
好きな生地で色々作ってみます。また、お願いします(椿さん、着手が早いですよね、^^;)
よっ!様
いつも温かいコメントありがとうございます。
広形もんぺ、出来上がりが楽しみですね!店舗へお越しの際にはお写真でも、
是非拝見させていただけましたら嬉しく存じます…!
お裁縫話ができること、楽しみにお待ち致しております。
私もお客様から色々と教えていただき、日々勉強になることだらけです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
椿さん、とってもお上手なんですよねー。
素敵です!
自分で作れば、組み合わせ、長さも自由自在!
不器用な私は、小巾折くらいしか作れないけど、、。
れいま様
いつもあたたかいお言葉ありがとうございます。大変恐縮です。。
細かいところは縫い目がよれていたり、縫いすぎていたり、、と難ありでございます。
(糸が足りなくなり、上糸と下糸で違う色になっている部分があることは内緒です。。)
「大帷」以外でも、作り方や製図についてご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せいただけましたらと存じます。
もしお気に召す生地が見つかった際にでも、、是非お試しいただけましたら幸いでございます…!
素敵な作品が、出来ましてね。
池田栄子様
あたたかいコメントをいただきまして大変恐縮でございます。
好きな色味の生地でしたので、なんとか形と成り嬉しく思います…!
今回もとっても素敵です!
涼しげな配色で夏にピッタリですね。
今年、大帷 短丈デビューしたのですが、縫製の仕方に「なるほど!」と感心しました。
生地Aの型紙や縫い合わせは素人にもできるでしょうか?
椿さんの作ってみたシリーズ、大好きです。
次は何かなぁ?
ぽこ様
いつもあたたかいコメントいただきありがとうございます。
大帷短丈デビューおめでとうございます!涼しくて本当に快適ですよね…!
以下、個人的な見解で大変恐縮でございます。。
生地Aの型紙ですが、手ぬぐい生地の端に沿って印をつけていけば良いので、型紙は不要かもしれません。
片袖を切ったら、それを「型紙」として反転させて置くと、もう片袖を取ることができます!
もし型紙を作るのであれば、私はコピー用紙やチラシの裏など身近なものを継ぎ接ぎして作っております。
端がまっすぐな紙を利用すれば直線を引くのも少なくて済みますので、是非お試しいただけましたら幸いでございます…!
長々となりましたが、初めての方でも大丈夫です!またご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ!
愛らしい!よくお似合いですw柄合わせもバッチリですねb
唯一無二の風合いや個性がある私ヴィンテージの誕生ですね、素敵です!
ゆきちぃ様
コメントとお褒めのお言葉をいただきまして恐縮です。ありがとうございます!
“私ヴィンテージ”いい言葉ですね…!
伊勢木綿の柔らかい風合いが出てきて今まさに“ええ感じ”になってきております。