一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“第五十八話/布袋の移転&染めおりOPEN”
ある日の事、僕が26歳で独立した時にお世話になった不動産屋さんから突然電話があった。
SOU・SOUの近くにある昔ながらのお寿司屋さんが閉店するとの事でそこを借りませんかという話だった。3階建のビルを一棟貸しらしい。いきなりビル借りないかと言われて「はい借ります」とはならない。もちろんお断りした。しかし断わった後もずーっと考えていた。「布袋の店舗が地下に有る現状はすごくもったいないな。。傾衣同様、お店が地上に移転すればただ歩いてる人の目にも入る。。」とか「2階にはSOU・SOUオリジナルテキスタイル計り売りのフロアをつくろかな。。モノづくりが好きな人には喜んでもらえそう。。」とか「そう言えばSOU・SOUは会議する部屋が無い!取引先さんが来られても打合せする場所が無い!ということは3階は会議室にしようか。。」とか。自分の中で勝手に想像を膨らませて楽しんでいた。僕はそういうことを考えるのが大好き。そのままだらだら数ヵ月考えてるうちにその気になってしまい結局借りる事にした。因みにSOU・SOUの店舗はこのパターンで増えてきた。
たまたま少し前からSOU・SOU×田村駒テキスタイルプロジェクトというのをやっていた。昔ながらの日本の良い生地にSOU・SOUテキスタイルデザインを施してもっともっと広めようというプロジェクトだ。こういったコラボ生地や、他には無いレアな生地など日本の”染め”と”織り”を取り扱うということで新しく作る生地屋の名前を”SOU・SOU染めおり”と名づけた。
この店舗はとても明るくて見やすい店内にした。ビルの外観は杉の表皮が張ってある。辻村さんのアイデアだがとても面白くて良いなと思った。
(次回に続く)
それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「SOU・SOUへの道/第五十八話」
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