SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“冬至の七種/溝川 祐美”
子供が1歳のころ、夏場毎日食べていたトマトを、夏の終わりから急に食べなくなりました。
友人にその話をしたところ、旬をすぎると急に食べなくなる小さな子どもは結構いるらしい、と教えてもらいました。
「大人の3倍」とも言われている子供たちの味覚。
少しでも味に違和感があるとイヤ。
同じものを毎日出されるのもイヤ。
薄すぎる味も濃すぎる味もイヤ。
毎日こんな感じで食に関してなかなか手こずらせる我が息子。成長の中で大事な今、たまに手抜きしながら向き合っていければと思います。
12月22日は「冬至」
最近、冬至の七種(ななくさ)というのを知りました。お正月の後にお粥としていただく「春の七草」のように、冬至にも「冬の七種(ななくさ)」があるそうです。
1年の中で最も夜の長さが長くなる冬至。その日から日が延びていくことから一陽来復(いちようらいふく)の日と言われ、その日を境に運が上昇していくと言われています。そして冬至の日に運盛りと言って「ん=運」が重なる縁起担ぎの食材を食べる風習があるとのこと。「ん」が2つ付いていて、「食べると幸運が得られる」「縁起が良い」とされている食べ物です。
※添えたテキスタイルは、関連したものや私個人的印象で選ばせていただきました。
『旬を楽しむ』
料理上手では全くなく、どちらかと言うと苦手だったのですが、子供の偏食が気になってからはどうしたら食べてくれるんだろうかと考えるようになり以前より色々な献立にチャレンジすることも増えました。
うどんは家族みんなで、
かぼちゃは息子の大好きなポタージュに、
にんじん、レンコンは煮物に、
きんかんや寒天はお菓子に、
子どもにはちょっと早そうな銀杏は、大人だけで楽しみます。
毎日イヤイヤの僕、いっぱい食べてくれるかな?
2 件のコメント
最近はファストフードで食の変化も有り、子供にきちんと食を引き継ぐのも大変なこと。
お母さん、おばあちゃん、先代からの受け継ぎ、大切にしていかないと・・ですよね~。
子供が次の代へ引き継いで行く、その先を知ることは出来ないけれど、大切なもの。
よっ! 様
いつもコメントいただきまして誠にありがとうございます。
食の変化は激しい今の時代だからこそ、大切にしきたいものですね。
引き継ぎを繰り返しつながっている私の「家庭の味」が息子に少しでも伝われば嬉しいと思います。