一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

令和3年10月08日 金曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“伊藤若冲と、実りの秋/吉田 実加”

秋が深まり日中も過ごしやすくなりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は秋生まれというのもあって、この季節が大好きです。
ぶどうや栗やさつまいも、いちじくに梨に柿‥
果物や野菜も旬を迎える美味しいものが沢山で、どれも大好きなものばかり!

特に栗はこの時期沢山食べる機会が多く、大好物の一つでございます。


そんな大好きな栗和菓子を 暮らしの器 2枚セット/ほほえみ に乗せてみたりと秋を存分に楽しんでおります。ほほえみも秋色で、少し気分が高まります♪

そんな、栗のテキスタイルを使ったオススメの足袋下なんかもございます⇊


右:足袋下(普通丈)/栗ひろい
左:足袋下(普通丈)/木の実(このみ) 栗皮茶(くりかわちゃ)

色もアシンメトリー度合いも、全てが可愛らしく、大変お気に入りの果物シリーズの足袋下です。




野菜や果物の絵といえば、


■足袋下(踝丈)/若冲 鳥獣花木図屏風(ちょうじゅうかぼくずびょうぶ) 写し

を描いた絵師、伊藤若冲が思い浮かびます。

若冲の絵画のなかには蕪、大根、レンコン、茄子、カボチャ、柘榴、蜜柑、桃といった果物までが題材として登場します。


最近まで教科書で見たあの絵‥と、なんとなくしか分からなかったのですが、
『若冲と近世絵画展』へ行き、鳥獣花木図屏風の不思議さや膨大な時間を費やしたであろう約8万6000個のマス目に描かれた凄さが分かったりと大変興味深いものばかり!

また、若冲が錦市場にある青物問屋に生まれた事なども知るキッカケとなり、日常でとても馴染みのある場所だった事も驚きの発見!
思わず、スグそこやん!と、店舗からもほど近い錦市場と分かり、とても親近感が湧きました。


その証に、モニュメントがあったり、店のシャッターをはじめ各所に絵を見ることができます。


夜の錦市場は、シャッターアートのような雰囲気でした。




新たな発見が出来る、令和3年の文様は「写し」

10月は目にも楽しい艶やかなテキスタイルが登場いたしました。
■足袋下(普通丈)/菱川師宣 見返り美人図 写し

残すは、11月と12月!

日本古来のものがどんな姿で登場するのかとても楽しみです。

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