一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“国民性”
本日開店前にイタリアからのお客様がいらっしゃって、「電車の時間がないから見せて欲しい」と頼まれたそうです。ウチのスタッフは急いで開店準備をしてそのお客様をお迎えしたとの事でした。
そいうえば、僕は15年くらい前に逆の事がありました。フランスを旅行していた時、タイトなスケジュールの中、一度見てみたかった某人気カジュアルブランドの本店に行ったのですが、その日はオープン時間がなぜかいつもより遅く、まだ開店前でした。でも、中にスタッフがいて掃除するでもなく遊んでいたので「すみません。ちょっと見せてもらえませんか。実は飛行機の時間があるので、オープンまで待ってられないんです」と頼んでみたのです。でもあっさり「ダメ」と言われました。まー、この人情の無さが外国というものだし仕方ないかと思って、諦めて空港に行ったのです。
それを思うと、日本人はやさしいですねー、本当に。このお客様第一の国民性は世界一ですよ、きっと。