一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“京雛(きょうびな)”
本日はひな人形担当のハッサンよりお届けします!
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みなさま、こんにちは。
企画室の橋本です。雛人形も担当しております。
ということで、昨日に引き続き、お雛様について書かせていただきたいと思います。
毎年この時期、SOU・SOU足袋の店頭では安藤人形店謹製の京雛を飾らせていただいております。
安藤人形店様は創業100余年を誇る日本人形・雛人形の名店で、2007年春の褒章の際に「黄綬褒章」を受章されています。
そのご当代自らが毎年店頭にお雛様を飾り付けに来てくださっています。
左:三代目 安藤桂甫様、右:雛人形コーディネーターとして活躍されている啓子夫人
さて、この京雛を見て「あれ?」と違和感を覚えられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お内裏様とお雛様の位置が逆?と思われた方は、おそらく「関東雛」に馴染みのある方なのではないかと思います。
諸説ございますが、日本は古来より「左は右より格が高い」とされ、お殿さまはお姫さまの左、つまり向かって右にお座りになります。
その慣わしに従って、京雛は向かって右にお内裏様、左にお雛様という配置になったそうです。
一方、現在主流となっている「関東雛」は、大正天皇が即位の礼で洋装をお召しになられていたため、西洋のスタイル(西洋では右が左より各が高い)を踏襲して皇后陛下の右に立たれた事からこのスタイルが広まったとされています。
SOU・SOUの京紙雛は、ぜひ京雛の配置でお楽しみくださいませ。
好評発売中の【限定100セット】伊藤軒×SOU・SOU/雛あられ&手ぬぐいセットも、京雛スタイルでお飾りいただければと思います。
(そして中身の雛あられも美味しくお召し上がりくださいませ!)
最後に、雛祭りのもとになったと言われる行事「流し雛」のアニメーションをお届けします。
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それでは、また明日。
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毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「京雛(きょうびな)」
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