一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“08:谷崎拓哉”
作品コンセプト
「従順な変化」
大正や昭和の洋の文化が新しく織り交ざった時代、
私はその時代特有の色、雰囲気が好きでそれらの時代から
使われ今でも形が殆んど変わらないものを和服の要素として提案する。
私は今回SOU・SOUの商品開発に新人デザイナーとして取り組むということで、SOU・SOUの日本の軸線上にあるモダンデザインという元々のコンセプトを中心におき、自分がスパイスとして刺激を加えようと思いました。
私は日本の大正や昭和が好きでよく資料や映画などに目を通すのですが、そこでよく見る防災頭巾に着目しました。防災頭巾というと日本というイメージが強く、現在でもデザインや形にほとんど変化がないということ。それはつまり日本の歴史の産物であり、ある種の民族衣装と呼べるのかもしれません。そこで私がしたことはデザインなどでよく使われる何かと何かを付け足すということ、和服と防災頭巾を付け足したらどうなるか?
これが私の新しい和服、SOU・SOUの和服の提案です。
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