SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“作る楽しさを知る/巽 佳美”
京都の夏を代表する風物詩の1つ「五山送り火」が本日行われます。
今日は浴衣を着て、送り火を迎えられる方も多いと思いますが、我が家もこの夏浴衣を新調し、夏を満喫しております。
娘2人の浴衣は、実家の母のお手製です。
お願いしてから1ヶ月もたたないうちに、ちゃちゃっと2着作ってくれました。
子供の浴衣は肩揚げや腰揚げをどれだけ行うかによっても用尺は変わってきますが、母が使用した型紙では身長×8倍が用尺だそうです。
生地は「伊勢木綿 特岡」を使っています。
帯は私が幼い頃使っていた、帯をあわせました。
おまけに、お揃いの巾着まで作ってくれました!!
私が幼い時から、「あんなんほしい?」と言うとちゃちゃっと作ってくれる母。
手作りなんて私には無理なこと・・・と思い込み、「物を作ること」を私はずっとしてきませんでした。
でも、送られてきた浴衣の中に入っていたハギレを見て、
”小さな生地だけど、やっぱりかわいい!何か形にしたい!”と色々考えるようになりました。
押し入れに眠っていたミシンを引っ張り出し、使い方を友人に教わりながら見よう見まねで作ってみました。
次女が保育園で使う、コップ&お弁当箱入れ
1つ出来ると、どんどん意欲が湧いてくるから不思議です。
生地を買い足し、小学校で使うランチョンマット&巾着
手ぬぐい(ひめ丈)でシュシュは4つ作れました。
完成度はまだまだ低いですが、この夏は「作る楽しさ」を初めて味わう事が出来て少しだけ、母に近づけたかな?なんて思います。
次回作は・・・もうすぐ我が家に増える新しい家族の為に、ゆったり休めるベッドと、どこに隠れてもすぐにわかるよう、大きな鈴をつけた首輪を作ってみようかと思います。