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平成26年07月30日 水曜日号

本間と古川の染織倶楽部 / 

“第三十三話:『豆絞り』について”


染織倶楽部、第三十三話は江戸時代から続く『豆絞り』についてご紹介致します。

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本物の豆絞り

白地に紺の水玉が施されている豆絞り、最近はプリントものが多く出回っていますが、
本来は書いて字のごとく、豆絞りは『絞り』なのです。
板締めの技法を用いる豆絞り。
その魅力はプリントでは表現できない、不揃いのさまざまな豆粒の風合いにあります。

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本物の豆絞 豆絞り風プリント



豆絞りを復活させた張正さん
江戸時代からある豆絞りの手ぬぐい。
一時、その技術と共に製造が途絶えてしまったそうですが、
昭和30年に『張正』の鵜飼さんが試行錯誤の末、復活させました。
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張正 鵜飼さん作業風景
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染め上がりたての『豆絞り 手ぬぐい』

【動画】『豆絞り』の説明
今でも本物の豆絞りを作られているのは張正さん1社のみ。
豆絞りは月に700枚程しか作られていない、希少なものです。
使われている生地は伊勢木綿ではなく、三河木綿。
三河木綿を使う理由は絞りも生地も愛知県の産地のものを使いたいという
張正さんの思いがあるからです。
※三河(現・愛知県東部)は現在確認される国産木綿の中で最も古い産地の一つです。
地厚な生地が特徴で、手ぬぐい以外にも帯芯や足袋裏の生地等を生産しています。



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日本で唯一本物の豆絞り、プレゼントや日本土産に最適です。



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2 件のコメント

  • 昨日、ちょうど豆絞りの手ぬぐいを使いました。
    足を拭いたら(ご、ごめんなさい。。張正さん)、気持ちよかったです。
    三河木綿というのですね。
    丁寧なご説明をありがとうございます。

  • ゆば H26.07.30 18:16:54
  • ゆば様
    コメントいただき、ありがとうございます。
    伊勢木綿の柔らかさとはまた違うシャリ感も、三河木綿の魅力の一つですね。
    今後共「染織倶楽部」にお付き合いの程、よろしくお願い致します。

  • 古川 H26.07.31 00:11:02

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