一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“四角衣・貫頭衣展”
京都造形芸術大学の四角衣・貫頭衣展が無事終了しました。
恒例の打ち上げ&反省会をしました。
染織コースの発表
約400点あった商品のうち、売れ残りは2点のみ。
すばらしい結果です。
こちらは空間デザイン、ファッションコースの発表。
こちらは約70%の消化率やったかな・・・。
中には独りよがりのデザインもあったから、これは仕方がない。
はじめのうち、学生は自分が好きなものを作って、それをわかってくれる人に売れればいいと考える。
でも、展示販売会が終わった後には、ちょっと考え方が変わる。
「ああやっとけばよかった」「こうやっとけばよかった」と皆がいろいろ反省する。
「自分が好きで作ったのだから、たとえ売れ残ったとしても何の悔いもない」というような考えをしてる学生は、もはやいない。
実際に作品を販売する経験を通して、ニーズに合わせることを学ぶのだ。
この先プロとして生きていくためには、ニーズに合わせることぐらいは知っておかなければいけないだろう。
今回もとても良い授業やったと思う。皆よくがんばった。おつかれさま。
W中山先生、八幡先生にもお世話になりました。ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
それでは、また明日。