SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“最近の専門学生/山本 陽平”
少し前の記事ですが、個人的には大変ショッキングな内容のニュース。
全国の服飾系専門学校の学生を対象に行っている「ファッション意識調査」として
[服飾専門学生の「よく買うブランド」ランキング]
が載っていました。
それがこちら?
今年のランキングの9割以上が低価格SPA(製造小売業)のブランド。
デザイナー系ブランドの名前が年々消えていっております。。
一般の大学生にアンケートを取ったのなら、このランキングは納得なのですが、
服飾を学んでいる学生に取ったアンケートでこれは、かなり驚きでした。
確かに学生の年齢では高い服を買うのは容易ではないかもしれません。
しかしながら、同じくファッションを学んだ過去がある私からすると
「食費を削ってでも好きなブランドの服を買いたい!」
「1つでも良い服を持ちたい!」
という気持ちがありました。
これはやはり時代なのかな。。。
と思うと同時に、ほんの数年前と比べてもデザイナーズブランドというものが
影響力・面白みがなくなって来ているのだろうなと感じます。
加えて
[服飾専門学生の「好きなブランド」ランキング]
も載っていました。
それがこちら?
ここにユニクロなどの低価格SPA(製造小売業)が入ってきている事を見るに
専門学生でも「デザイン」ではなく?「経営」の方面に重きを置いて服を見ているのかな?
とも感じます。
(好きなブランドの1位がデザイナーズブランドなので少し安心しましたが。。)
この先どうなっていくのやら、期待と不安が入り交じります。
2 件のコメント
時代は変わっていきますね。
私たちの若いころはバン ジュンの時代から海外のデザイナー ピエールカルダン テッドラピドス サンローラン 日本の三宅一生 山本寛斎 などのデザイナーの商品にあこがれ高い服を買ったものです。
40年ほど前にパリに行った頃はオーブルサントノーレにそれこそ有名ブランドが沢山あってほしい商品が沢山ありました。
プレタポルテから既製服 そしてユニクロスタイルに変わってきています。
今の若い人たちは洋服にお金をかける余裕が少なくなってるように思います。
ファッションも時代の流れとともに変わっていくのでしょうね。
島津様
コメント有難う御座います。
そうですね。
私は今の時代は服ではなくライフスタイル全般にお金をかける人が増えてきたのではないかなとも思っております。
そしてどのように流れが変わっても、ファッションの分野が衰退だけはしないよう、発信側の人間は頑張らないといけないなと感じます。