SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“御田祭/矢寺 和成”
五月の末、京都丹波町にある八坂神社の分社で
行われる御田祭に、今年も獅子舞で参加してきました。
御田祭とは、豊作を祈願して「神田」にて田植えを行う行事。
8人の早乙女が、雅楽や巫女さんの豊栄舞にあわせて
田植えを行います。
育った稲は八坂神社に奉納され、
祇園祭の神輿や神社のしめ縄に使われているそうです。
稲が神輿の上に付いているなんて。
気にして見ないと分からないですよね・・・
そして我ら獅子舞は、稲の邪気を払うというお役の為に舞うのです。
祇園祭というと大規模なお祭りを想像しますが、
今回の御田祭は観客の大半が地元の方。
こういった地域ごとのお祭りが今も変わらず続いており、
大事にされていることに、すごいなぁと改めて感じました。
獅子舞を通じて、こういったお祭りに参加させていただけたり、
地域や文化について改めて考えたり、と
有難い機会をたくさん与えていただいてます。
来月はいよいよ祇園祭!
まぶしそうなみんなと、
特攻の拓(ぶっこみのたく)みたいな髪型の私。