SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“味わい深い日々/増本 一十三”
京都に住み始めてから、よく行く場所といえば、公園です。
子ども達の希望を聞くところから休日が始まります。
第一声が「公園!」となることがほとんどで、
京都市内の大小様々な公園に行きますが、
どの公園も子ども達にとっては、ワクワクする大好きな場所のようです。
近頃の公園での楽しみは、自転車の練習。
息子は、お姉ちゃんから譲り受けたキックバイクを、
大事にしつつ、軽やかに走り回ります。
娘は、補助なし自転車の練習中。
同年代の友達は続々と乗られるようになってきていますが、
マイペースに少しずつ頑張っております。
公園ではないですが、
少し京都を感じる場所に行ってみたいと
子ども達に素敵なお庭を見に行ってみようかと提案したところ、
賛同してくれたので行ってみました、詩仙堂。
ちょうど先月のことなのですが、少し小雨が降る中、
ゆったりした気持ちを感じることが出来ました。
子ども達は、庭にある「ししおどし」を真剣に観察していました。
お姉ちゃんがいなくなっても、頑なにその場を離れない人・・・
季節が変わったらまた行きたい場所です。
ところで、最近、子どもたちと聴くCDがこちら。
岸田今日子さんが、娘さんとの会話を通して、作り上げたお話や歌。
一緒に聴いている子どもたちも、思わず口ずさんだり、
泣いている女の子の声に、「あれ?泣いてるね・・・」と心配そうになったり、
親子で何度聴いても、落ち着いた、優しい気持ちになるお気に入りです。
そして、優しい気持ちになるといえば、出勤時に水やりしている植木係・平木。
木々に対する想いが、水をあげている姿に感じられて、
朝見かけるたび、微笑んでしまう私です。
平木の植物に対する想いが写真から伝わるでしょうか。
植物への想いが強すぎて、桜の木と一体化しようとしている!
さすがです。
目に見えない様々な想いに触れて、
ドキドキ、ワクワク、ホッとしたり、嬉しくなったり、
どんなこともじっくり味わって、本日も過ごしていこうと思います。