一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“小麦粉の生地の中に蛸の小片を入れ直径3cm?5cmぐらいの球形に焼き上げた日本の料理を作ってみた。”
18歳。
上洛してすぐ、生活費を稼ぐ為にたこ焼き屋のバイトを始めました。
何故たこ焼き屋だったかと言うと…
おこぼれがもらえると信じていたからです。
始めてみると、一粒たりとも貰えない上に目の前でジュージュー
焼き続けられ、始終お腹がグーグー。
バイトが終わる度に隣のパン屋で買い食いをする始末。
お金も貯まらない上に太ってしまい、結局「関西弁が喋られない」
という無茶な理由でクビに…。
そんな苦い思い出もあってか、今まで関西の家庭ではお馴染みらしい、
「たこパ」に参加する機会がありませんでした。
あれから9年。
遂に実現。
しかも、「参加」でなく「開催」です。
感無量。
1週間前から具のリサーチを始め、比較的意見の多かった
ウインナーとちくわとモチ、チーズを準備。
当日は、集った二人がどちらも生粋の大阪人であった為、
全てを任せ、私は見るだけ。
焼けるまでの酒のアテにおでんを買って来ている名人達。
この用意周到さったら。
味は…美味しかった。(キャンプで食べる焼きそば的幻想の可能性大)
実家が僻地にある為、昔から自分の家に人を呼ぶ習性がなかった私。
今更ホームパーティーの楽しさに目覚めました。
次は何の集いを開催しようか。
その前に、交通の便が超悪い我が家に
来てくれる人はいるのだろうか…。(結局僻地)
(岩崎)