一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“茶室彼是(ちゃしつあれこれ)【1】”
本日から新コーナーが始まりました。
いつもインスタライブに出ている寺田のコーナー。
彼女のもう一つの得意分野、それは「茶室」。
誰でもが楽しめるSOU・SOUらしい茶室のあれこれをお届けいたします。
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「うちは宮大工じゃなくて数奇屋大工やねん。」
世の中にどんな大工さんがいるのかも分からないうちから、生意気にも一丁前に口にしていた言葉。
「数奇屋(すきや)大工」という言葉、子供ならずも馴染みのない方がほとんどではないでしょうか。
数奇屋大工とは「茶室を造る大工」のことです。
※ちなみに宮大工は神社やお寺を造る大工のこと。
私の実家は「数奇屋大工(すきやだいく)」を生業にしております。
祖父、父、そして兄で3代目です。
幼い頃は薄暗く狭い空間が秘密基地のようだったお茶室。
大人になった今は、確かに幼い頃から存在する馴染みのある空間ではありますが、同時にとても不思議な空間でもあります。
▲自宅茶室(小間)
華奢な柱の頼もしさ
凛とした障子
土壁の深さ
畳のしなやかさ
どれも自然にあるもので造られ
千利休の時代からほとんど変化なく今も存在する空間。
とてもシンプルなものが持つ偽りのない空気感に圧倒されてしまいます。
皆さんのお茶室のイメージはどうですか?
畳を敷いた和室?
時代劇に出てくるような薄暗い空間でしょうか。
知ってるようで知らない茶室のあれこれ・・・
暫し付き合いいただけましたら幸いです。
寺田 由
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それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「茶室彼是(ちゃしつあれこれ)」
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