一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成26年04月10日 木曜日号

和菓子になったテキスタイルデザイン / 過去の作品紹介

“平成二十五年 霜月/御門”

SOU・SOU着衣2階”しつらいの間”でお出ししている、月替わりでの和菓子『和菓子になったテキスタイルデザイン』は平成21年からはじまりました。
平成23年からは『京菓子老舗 亀屋良長』さんとのコラボレート。『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子や製作工程をぜひご覧下さい。 (若林 剛之)


『霜月/御門』
城や武家屋敷などの門は
重々しく頑丈にできていた。
いつ戦があるかもしれず
どう攻められてもこわれない
丈夫なものを作る必要があった。
それとともに権威を示すことも
重要な要素であったと思う。
人に脅威を与えると同時に
畏敬の念を起させる様な
造型が求められた。
(脇阪 克二)
霜月のテキスタイルデザインは「御門(ごもん)」。
城や屋敷など要人の住まいの門は、敵からの攻撃を防ぐためだけでなく、権威を示すために重厚なものを作る必要があったそうです。
厚い城門が、頑丈な錠"閂(かんぬき)"で閉じられている様子をテキスタイルと和菓子で表現しました。
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