一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“おすすめ”
朝の連続テレビ小説が『だんだん』がスタートしました。
今回は舞台のひとつが京都祇園ということなので、見てみようと思っています。
さて、主人公の舞妓さんが舞う京舞。
この京舞井上流家元の井上八千代さんの実演を一度拝見した事があります。
それは京都造形大学の公開講座「日本芸能史」を受講していた時のこと。
この講座は年間を通して15ほどの伝統芸能を、
実演を交えながら解説してくれるという素晴らしい講座。
能、狂言、歌舞伎はもちろん、浪曲、落語、講談、雅楽、粋芸etc...
名前すら知らなかった芸能もあります。
夕方からの講座とあって、主婦の方から仕事帰りの方まで。
勉強というよりはお芝居見物に来るような感覚。
特にこの井上八千代さんの回は舞妓さんや芸妓さんのほか、
着物で着飾った方々も多く、なんとも華やかな回だったのを覚えています。
こういった公開講座、最近はいろいろあるようですので、
ご興味のある方はお近くの大学を調べてみると面白いかもしれません。
ちなみに私は同じ造形大学で「京都学」という講座も受講していました。
こちらは京都の伝統工芸に携わる職人さんのお話を聞くというもの。
こちらもとても面白かったです。おすすめです。
(北岡)