一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“祇園さゝ木”
ある人に連れて行ってもらった祇園さゝ木
2回目ですが、自分で予約を取った訳ではありません。
聞いた話によると、16年間ずーっと満席やそう。
ホンマにすごいですね。
料理の後半に、デカイ蟹が出てきました。
目の前で包丁を振り回してパンパン捌いていかれます。
その殻がお客さんの方にピョンピョン飛んで行って、お客さんは大喜びでした。
「今日は着物のお客さんいはるから、思いっきり飛ばせませんわー」と皆を笑わせてはりました。
“さゝ木劇場”と言われるのもわかります。
僕はお酒に弱いので、ビール一杯だけ飲んでお茶に切り替えようと目の前にいた人にオーダーしたら、さゝ木さんが
「まだまだこれからですよ。うまい日本酒があるんです。ちょっとだけどうですか」
と言われたのでそうしました。普段は日本酒なんか頼みませんけどね。
なんでそうしたかと言うと、少し離れたところにいはったんです、さゝ木さんが。
そこから僕のオーダーを聞いてはって、わざわざ勧めて来はったのでちょっと嬉しかったんです。
そしてニコッとされたから断れへんかったんです。でもほんまに美味しいお酒でした。
ちょっとした事でお客さんて喜ぶんやなーと思いました。フラフラでしたけど。
とても美味しいお酒とお料理、そしてトークの一夜でした。
もしチャンスがあったら、またお伺いしたいと思います。。。
それでは、また明日。