SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“立木観音で厄除け/山本 真弓”
今年は本厄。
大津市には厄除けで有名な『立木観音(立木山安養寺)』があります。
平安時代、弘法大師空海が厄年42歳の時に観音像を刻んで建立したとされるそうです。
今年はまだ行けていないのですが、ここ数年はよくお参りに行っています。
まずこの800段近くの階段を上らないことには本堂にお参りもできません。
木々に囲まれた階段を、山に向かってひたすら上ります。
途中途中、こういったありがたい言葉やお地蔵様が励ましてくれます。
境内に到着すると、空海さんの像がお出迎え。
休憩所ではお茶やゆず茶が自由に飲めるようになっていて、その温かさとおもてなしの心が、疲れた体にじんわり染み渡ります。
休憩所には綺麗なお花も。和みます。
確かに、この階段を上りきっただけでも、少し厄が落ちたような気持ちになるのです。
さて、一息ついた後はお参りに本堂へ。
前厄の昨年は、厄除けのお箸をいただいて帰りました。
来年まで大事に使います。
近ごろ今までにない体の不調が続いているので、さらに南天で難を転じていただきたいです。
山と木々、そして瀬田川の水のパワーで浄化されたような気持ちになる立木観音。
厄年の方はぜひお参りください。
すぐ近くにある叶匠壽庵 寿長生の郷(すないのさと)は梅の名所。これからが見頃です。
広い敷地内の散策もできますし、美味しい和菓子ももちろんあります!
そちらも併せて行きたいところです。