一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“昔話”
よく考えたら、若いスタッフに自分の昔の苦労話みたいなのをしていることが多い気がします。前はこんなに大変やったんやー、20代の頃は寝ないで仕事してたんやーとか。スタッフに対して、今の会社はこんなに楽になってるよー、よかったねーという事が言いたいのかな。
でも、それってあんまり意味ないですよね。人の苦労話を聞いたところで、実際に自分がその苦労を味わうということにはならないですから。大体にして、今は昔じゃないですし、それに戦後の人の苦労からしたら、どんなことを経験したとしてもプーみたいなもんです。
これからは話す人と言葉をもう少し選ぶようにします。