SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“ぐるり 陶器のまち/福田 麻由子 ”
半年以上ぶりに、実家に帰りました。
私の地元は栃木県益子町。
益子焼で知られた小さな田舎の陶芸の里です。
最近では若い作家さんたちが集まってこられたり、こじゃれたカフェや
パン屋さんたちも増えてきて、新たな活気が生まれてきました。
実家に帰る度に立ち寄っている、やきもの屋さんの立ち並ぶ
「城内坂」周辺を今回も散策。
この日は秋晴れ。絶好のお散歩日和です。
まずは、地元民にはお馴染み、益子焼共販センターへ。
小学生の頃、何故だかこのでかいタヌキさんが怖くて苦手だった。(若干今も)
丁度、わたしの大好きな作家さんの作陶展が行われていました。
じゃーん
「練り込み」といわれる技法で、独特かつ美しい模様が丁寧に表現されています。
なかには表と裏で柄の違う、より高度な技術が必要であろう作品も。
ちなみにこの作家さん、京都で修業を積んでいたそうな。なんだかより親近感が増します。
この日は、かわいいぐい飲みをいただきました。
ちんまいこの子、なんとも云えず愛らしい。
お家のコレクションに、仲間入りを果たしました。
散策に戻ります、点字プレートも何気に益子焼な歩道をぽてぽて歩き・・
辿り着いたのは城内坂の端っこ、ひと際存在感のある古民家。
「日下田藍染工房」
中には、江戸時代寛政年間から変わらないという藍染め用の甕が
整然と並んでいます。
藍染め商品もずらり。
自家栽培した綿花を紡ぎ、天然染料で染め、
和綿本来の風合いを求めて手織りしたこちらの綿布を
「益子木綿」と名付け、地域ブランドとして育てていらっしゃるそうです。
今回初めて知りました。益子も頑張っているんだなあ!
ひとしきり回り終えたところで、休息を。
益子のカフェの先駆け的存在、「starnet」を訪れるも残念ながらこの日は定休日。
代わりにこちらの温かみのある佇まいのカフェへ。
「ヒジノワ」
ティラミスがほわほわでとっても美味しかったです。
地元に帰る度、益子町民の方たちがいろいろな町おこしを
頑張っていらっしゃる様子が、ひしひしと感じられます。
帰る度、益子が好きになります。
丁度今日まで、恒例の秋の陶器市が開催されているようです。
皆様ももし機会があれば是非お立ち寄りください。
ほっと一息つける町ですよ。
あ、もちろんわたし、京都も大大大好きですが!!!!!
最後に・・実は、実家に帰ったメインイベントはこちら。
はじめまして、マイ甥っ子!!!
いや、むりやり着せたわけではありませんよ・・
決して・・・
■いせもめん ややぐるみ あわせ/かずあそび
■いせもめん ポンチョ ひふ/まり
実家に帰る楽しみが増えました。
2 件のコメント
栃木あまり行ったことがないので地元情報が見るの楽しいです。
特に藍染気になりますね。
写真で見るとかなり魅力的に見えます。
手作りの商品沢山あって行ってみたい街になりました。
島津利雄様
いつもコメントありがとうございます。
藍染商品、わたしもこんなにブランド化させて発信しているとは知りませんでした。
ものづくりのまち、益子を是非一度訪れてみてください!