一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“もしも②”
患者:あのー、過去の記憶を消して人生をやり直したいんですが・・・。
医師:そしたら脳の○○部の交換ですね。国内じゃまだ認可が下りていないので、アメリカでやらないといけませんが・・・。
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息子:ひいひいひいおじいちゃん、また病院行ったのー?
母親:そうよ。今度は心臓を交換してくるみたいよー。
父親:もう180歳になるのにねー。
息子:当分死ぬ気ないねー。
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主婦A:ちょっとー、近所の○○さん、80歳で亡くなられたわよ。
主婦B:そうそう、今時臓器移植を一度もしない、自然死だって。
主婦C:私来年1000歳になるから、もう人生強制終了なの。
主婦B:でも今年中に〝寿命1500歳法案〟が可決されるらしいわよー。
主婦C:そうみたいね。でも、もし決まったら私脳を取り替えるわ。500歳以前のことはリセットしないとちょっとしんどいわー。
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少年A:21世紀くらいまでは極刑と言えば死を意味してたらしいよー。
少女A:マジー。殺されるのー?古いねー。
少女B:今じゃ脳みそだけを強制的に1万年生かされてしまうもんねー。
少年A:1万年何も出来ず死ねないのは地獄だねー。下手に悪いこと出来ないよ。
いろいろ想像していくうちに、近い将来、人は一度生まれたらもう死ねなくなっていくんじゃないかなーと思ってしまいました。
それはそれでなんかコワイです・・・。<おしまい>