本間と古川の染織倶楽部 /
“第十六話『フロッキープリント』について”
今回の染織倶楽部は、『フロッキープリント』についてお届けいたします。
フロッキーとは生地の上に置いた糊に起毛した生地を圧着させ、柄を施す技法です。
『フロッキー』の語源はフロック(植毛)から来ているのだそう。
毛足の長い生地を静電気で起毛させ、カットするという、
なんとも独特の加工方法です。
聞き慣れない言葉ですが、Tシャツに施されることの多い技法ですので
皆さん1度は目にしたことがあるかもしれません。
SOU・SOUでは、SOU・SOU 10th Anniversary 長袖Tシャツで
このフロッキープリントを使用しております。
普通の顔料プリントとは違い、柄が立体的に浮き上がりベルベットのような触り心地が
特徴でございます。
ベルベット調の生地と立体感のあるプリントは、高級感を感じさせます。
SOU・SOU好き必見、10周年を迎えたSOU・SOUのアニバーサリーTシャツ。
皆様も是非、お試し下さいませ。
4 件のコメント
時々頼まれて京都案内するのですが オファーをする人をSOU・SOUに連れて来たらすっかりフアンになってしいました。
先日もこのシャツ着てました。
最近会うたびに全身ルコックでスカーフが伊勢木綿なので合うときはかぶらないようにしてます。
島津様
コメントいただき、ありがとうございます。
先日お連れ様がつくものAnniversarTシャツと間がさね青和のくびまきをお召しになっていましたね。
いつもたくさんの方にSOU・SOUをご紹介いただき、誠にありがとうございます。
秋物の新作も、また見せていただけるのを楽しみにしております!
小生が川島織物(現・LIXILグループ川島織物セルコン)に50年前に入社して2年目に研究開発の部門に配属され、カーテンにフロッキー加工をする試作を担当した事があり、もう少しで商品化すると事まで行きましたが、採用されずに終わった経験があります。SOU・SOUのフロッキー加工の商品が成功される事を願います。
小西誠二様
コメントいただき、ありがとうございます。
幾度にも及ぶ研究と試作を重ねてこそ、今の染織技術が確立されるのですね。
今後とも染織倶楽部並びにSOU・SOUにお付き合いの程、宜しくお願い致します。