SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“夏と十三”
今の私の住まいは大阪は十三にあります。
大阪きっての歓楽街・呑み屋街の地です。
その十三、来る8月9日は大阪夏の最大イベントのひとつ、淀川花火大会のメイン会場となります。
いつもはほのかに危険な空気を醸し出す歓楽街にも人々が集い、子供から老人までみーんなが朝からどきどきしているのがわかります。
そしてそんな気持ちを更に盛り上げる物が、この時期駅前に出現します。
これは、年中行われている住民の募金活動を含む花火大会への寄付金をした商店や企業や個人名がはりだされている掲示板です。金額は何千円からウン百万円まで。
…もう、こんなに大きくある必要があるのか?という位どでかいです。
しかしこれを見ると、もうすぐ花火大会だー!という気持ちはもちろん、普段十三で生活する全ての人たちの期待みたいなものを、ぐーっと、強く感じることが出来ます。
俺はこんなに楽しみなんだぞー!だからこんなに寄付したんだ、すごいだろー!と。
隠さない感じが、見ていて何とも嬉しいのです。
京都の人々が祭を愛するように、もしかしたらそれ以上に、この花火という儚くも壮大な行事が愛され、まだまだ続くあつさにも負けず、頑張ろう。と気持ちをひとつにする姿があります。
…ちなみに皆さん、花火大会当日に出たゴミは、家まで完全に持ち帰るか、それが無理そうであれば、会場である淀川河川敷に置いて帰るのが決まりです。会場にゴミ箱は設置していません。帰り道の地域のゴミ収集場所や、コンビニのゴミ箱に捨ててもいけません。そして河川敷は、翌日早朝からボランティアの方々が、わーっと掃除をされます。
その方たちの負担を軽くする為にも、ゴミはなるべく持って帰りましょうね。
(尾崎)