一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“伊藤軒/SOU・SOU─お菓子作りの現場から─(1)”
本日は新コーナーのご紹介。
「和菓子になったテキスタイルデザイン」ディレクターでもある橋本よりお届けします。
:::::::::::::::::::::::::::
皆さま、こんにちは。企画室の橋本です。
4月1日より、ご好評をいただいておりますSO-SU-U・羊羹カステイラ(抹茶)が再販となりました。
伊藤軒/SOU・SOUの代表銘菓であるSO-SU-U・カステイラ。
以前にも少しお話ししましたが、とにかく厄介な(笑)お菓子なのです。
職人さんの熟練の技と創意工夫がなければ、作ることのできない銘菓。
現場の声をお届けすることで、その魅力をしっかりお伝えしたいと思います。
SO-SU-U・カステイラ/カステイラの型と焼き加減
代表銘菓「SO-SU-U・カステイラ」は、生地を鋳型に挟んで焼き上げる“挟み焼き”という製法で作っています。
通常“挟み焼き”に使われる鋳型は、丸や四角のシンプルな形でサイズにバラつきがないので、焼き上がりも一定に仕上がります。
対して「SO-SU-U・カステイラ」は0から9まで形がバラバラ。
焼き加減が一定になる機械で不揃いのカステイラを焼くと、当然焼きムラが生じます。
機械で焼き上げる上で形が不揃いなのは大きな問題なのです。
そこで、形は不揃いであっても、型の深さを変えることで充填する生地の量を一定にし、焼きムラを極力抑えるよう調整しました。
形の全く違う「1」と「9」でも、カステイラのサイズ(重量)は同じにしてあるのです。
:::::::::::::::::::::::::::
それでは、また明日。
-------------------------------------------
店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「カステイラの焼き加減」
-------------------------------------------