SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“一期一会/小山 真実”
先日彦根城博物館へ行った際、「一期一会」という言葉は、茶の湯の一派を築いた井伊直弼が生み出したのだと知りました。
「一期一会」とは、茶会に限らず、広く「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という含意で用いられ、さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と戒める言葉。(出典:Wikipedia)
本日3月11日は、私にとって9年前に仙台で経験した震災を思い返し、今日も元気にいられることを感謝する日、そして「一期一会」の言葉がより一層深く心に刺さる日でもあります。
とはいえ、9年も前のこととなると、いろいろ忘れてしまっている部分もあるのですが、長く書き溜めてきた日記を見返すと、当時の感情や情景が鮮明に浮かび上がります。
▲書きためてきた日記帳達。私の家ではサンタさんは毎年必ず日記帳をくれたので、書く習慣がついたのかもしれません…
SOU・SOUを知った日のこと、
入社面接の帰り、夜行バスでなかなか眠れずに秋田まで帰ったこと、
入社初日のどきどきまで…
こんなこともあったなぁと感慨深くなると同時に、日記の内容をほとんど忘れていることにびっくりもします。
携帯のカメラロールに保存されている写真も、二度とない一瞬を切り撮った大切な記録です。
▲初めてのひらパー。こんなに楽しい場所とは知らなかった。
▲元スタッフの佐藤さんが顔を出してくれ、久々に同期5人で集まった日の別れ際。今でも連絡を取ってくれるのが嬉しい。
▲滋賀県の旅。「たねや」でいただいた栗ぜんざいが、人生で食べたぜんざいの中で一番おいしかった。
▲寿退社した小澤さんを交えてのおそろい3ショット。
▲祇園祭、今年も一緒に行けますように…
全てのことが一期一会、大切な出来事だったと、改めて思います。
そんな私も来月からSOU・SOU4年目を迎えます。
たまに日記を見返し
これからも書き綴って、
すべての出会いに感謝して、
一日一日を積み重ねていこうと思います。
- スタッフ(小山)が最近書いた記事
- 関連記事
-
4 件のコメント
小山さんがはじめてブログに投稿された時にコメントさせていただいた者です。あれから四年、早いものだなあと思います。小山さんのブログを拝見する度に、お仕事に慣れてこられた様子がうかがえ、微笑ましく思っておりました。私も四年の間に熊本地震にあい、仕事では希望してもない部署に異動したりと色々ありましたが、休日にsou装できることを励みになんとかやっています。四年の間に自分が成長できたかどうかは分かりませんが、私も一期一会を大切にしていきたいと思います。
後藤美希様
コメントありがとうございます!初めてブログにコメントをいただいた時、大変嬉しかったことを今でも覚えております。いつも「一語一絵」をご愛読いただきましてありがとうございます。
熊本地震を経験されたのですね… 後藤様の日々にSOU・SOUが何か明るく楽しいものをご提供できているのだとすれば、同じ境遇を味わった者として、また、SOU・SOUのスタッフとしてとても嬉しく思います。
今後とも、SOU装をお楽しみいただけましたら幸いです。
御文を拝読して、ジンワリとした温かさが伝わってきました。言葉も人も大切にされている貴女は、より素敵な大人になる予感を強く持っています。貴女を見習って、精進、精進!!
温故知新様
コメント、そして大変嬉しいお言葉ありがとうございます!
人として、SOU・SOUスタッフとして、まだまだ未熟ですが、温故知新様に頂いた言葉に恥じないよう、今後も初心を忘れずに精進いたします!