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令和2年02月21日 金曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“帰省/西牧 知恵”

1月末に鹿児島へ帰省してまいりました!

帰省の度に何を手土産にしようかと悩むのですが、
最近は足袋下座布団など生活に馴染むアイテムを選ぶことが多いです。

実家に増えていくSOU・SOUアイテム、そういえば無地のものしか置いていなかったな、、
と思い出し今回は布茶たくに決めました。

写真左から
布茶たく/間がさね 川縁(まがさね かわべり)
布茶たく/すずしろ草 空色(すずしろそう そらいろ)
布茶たく/菊づくし 涼風(りょうふう)

柄の出方が1点1点異なるので同じ柄を並べても華やかな印象を与えてくれます。
(柄のチョイスについては両親の意見は聞かず、私の好み全開です、、、)



当日搭乗する予定だった飛行機が九州地方悪天候のため欠航となり、
急遽新幹線へ変更し、帰り着いた頃には京都を出てから10時間以上経っておりました。

やっとの思いで帰り着き、居間で一息つこうとしたところ存在感大な雛人形が目に入りました。

節分を過ぎた2月中旬にかけて飾られるのが一般的ですが、
母が待ちきれずに少し早めに飾られたこの雛人形、実は20年以上前から実家にあったもので
私自身10年以上は目にすることがなく久しぶりにその姿を見ました。

小さい頃はひな祭りの季節になると毎年この雛人形が登場していたので
懐かしい気持ちとともに当時の思い出が一気に蘇ります。


そして只今、SOU・SOU×安藤人形店 京紙雛を5,000円以上お求めのお客様へ進呈中です。

こちらは男雛(おびな)が向かって右、女雛(めびな)が向かって左の並びになっています。

実家の雛飾りは関東雛と呼ばれ、男雛が向かって左、女雛が向かって右の並びであるのに対し
京都の京雛は京都御所の紫宸殿(ししんでん)の御即位の式典に由来します。

紫宸殿は南向きに建っており玉座の位置は西側に皇后、東側に天皇となるため
古来の風習によりこの並びになっているそうです。

京紙雛は置いて飾っていただくのはもちろん、掛け紐が付属していますので壁にも掛けていただけます。




帰省した時に実家以外で楽しみにしていることがもう一つあります。
それは桜島(さくらじま)を見ることです!

桜島は鹿児島湾(錦江湾)に位置し、かつては島だったのですが1914年の噴火により
私の地元でもある大隅半島と繋がり陸続きとなりました。

鹿児島地方気象台によると2019年噴火を観測できた回数は393回、
なんと2015年には1000回を超えたそうです。

噴火によって空を漂う火山灰について、降灰予報や風向きが天気予報とともに
テレビのニュースで流れているのが鹿児島の日常です。



いつも走っている車の中から見ることが多いのですが、
見る角度や時間帯によって印象が全く違うので毎度興奮気味に写真に収めます。

火山灰がぽこっと出ている様子を見ると桜島も生きているんだな、としみじみ思うとともに
その雄大さにまた明日からも頑張ろう!という気持ちにさせてくれます。

のんびり羽根を伸ばし、英気を養った帰省でした。

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